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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

櫛木理宇『少女葬』

シェアハウスで暮らす家出少女たちの、壮絶な日々が描かれる。
冒頭、ある少女が壮絶なリンチで殺害されることがほのめかされる。
ただそれよりも、主人公の少女がレイプされ「処女」を奪われるのでは……という緊張感のほうが強い。
ストーリー自体の魅力は特にない。

なお、『FEED』という作品を改題の上、文庫化にあわせ大幅改稿したものとのこと。

最近やったゲーム『プレイグ テイル -イノセンス』(PS4)

クリアした(1日に1章しか進めなかったり、『龍が如く7』に浮気したりで、クリアまで時間がかかった)。

いいゲームだと思う。ただ、私には合わないというか、苦手なタイプなゲームだなと。
『バイオハザード』などのように、ステルス主体(アイテム制限あり)のステージクリア型アクションゲームという点で。
マップもなくコレクトアイテム収集で取り逃しのリスクもある(クリア後のチャプター選択でのプレイで、回収できそうだが)。
しかも、謎解きや戦闘が、私には難しかった。途中から攻略サイトなどを見てのプレイとなった。

世界観というか、人間関係や地理関係などが把握しづらく、ストーリーもあまり理解できてないままプレイした。病気持ちの幼い弟とのふたり旅かと思いきや、よくわからない仲間がいっぱい増えてるし。

大きな仕掛けを動かす謎解きや、特殊な戦闘では、製作者の意図がわからなかったものがあった。視点(演出)の関係もあるだろうが、プレイヤーからするとつらい。ネズミや火に関連した謎解きは、いろんなところにアイデアが散りばめられていた。ストーリー終盤で、敵だったネズミを操れるようになると、グッと面白さは増した。

操作感はあまりよくなかった。台車というか木箱みたいなのを押すシーンはイライラ。スリング自体も扱いづらい(最後のほうまで、手投げでのアイテム使用をしてなかったので、自分で難易度を上げていた)。

戦闘は、この手のゲームに慣れた人なら簡単かも。私は、ボス戦などは何度もリトライすることになった。かなりのストレスになったが、ギリギリの難易度で、何度もやればなんとかなる(W

プレイを終えると、世間で言われているように短めのストーリー(世界も狭い)でゲームボリュームも多くないことがわかる。ただ、プレイ中は、緊張しっぱなしだったので、そうした印象はなかった。

ちなみに、最終章クリアのトロフィー取得率は50%。トロコン率も含め、他のゲームに比べると圧倒的に高い数字だ。ただ、購買層にライト層がいないことを考えると、決して高いとはいえないと思う。15章くらいのクリア率が65%なので、最後のほうで15%も投げ出している(積んでいる)ことになる。

評価★4

伊岡瞬『不審者』

ミスリードが仕込まれた作品。普通に読んでいたら、騙されるね。
校閲の仕事の描写が面白かった。

伊岡瞬『本性』

謎の悪女による詐欺の話かな?と思いきや、物語は意外な方向に舵を切られる。全8章で、前半4章は「ダーゲット」の人物視点。後半4章は「刑事(捜査)」視点となる。第3章はトリッキーな仕掛けがある。
全体としてそこそこ面白いが、偶然の要素が多かったり、かなり無理があるという印象。
ラストは、謎の女視点で、内面描写を含め、きちんと語ったほうがよかったのでは?と思った。

貫井徳郎『女が死んでいる(ダ・ヴィンチ ビジュアルブックシリーズ )』

貫井さんの短編に、ライセンス藤原の写真集を組み合わせたもの。

「ダ・ヴィンチ ビジュアルブックシリーズ」の第一弾だそうだが、第二弾が発売された形跡はない。
なぜに、こんな企画が通った(通した)のか?

浦賀和宏『デルタの悲劇』

「目次」から、浦賀和宏ファンにはたまらない。
何かあると警戒しながら読んででも、著者の企みを見抜くのはなかなか難しい。
ストーリーや謎解きを楽しむというより、トリッキーなテクニックを楽しむ作品。
まさか、こう来るか、という感じです。お見事ですな。
すごい緻密なパズルというか、ギリギリのバランスで建てられた建築物という感じ。
浦賀作品を読んだことのない人は、騙されたと思って読んでほしいね。騙されるから。

ただ、事件自体というかストーリーがあまり面白くないので、再読したいとは思えない。残念。

(あの八木剛ではないよね?)

最近やったゲーム『龍が如く7 光と闇の行方』(PS4)

素晴らしいゲームだった。
「龍が如くシリーズ」の新章として、成功したと言ってよいと思う。
本作では、さまざまな新しいことに挑戦し、こうした成果を出したのは素晴らしい。
(サクラ大戦とは大違いだ)

そもそも、春日一番主人公の新章は、スマホのソシャゲとしての展開が発表されたわけだが、実際プレイしてもつまらなかった。そして本作の体験版をプレイしても、やっぱ駄目だなと思った。
しかし、製品版をプレイし、特にストーリー(演出、俳優・声優の演技含む)のクオリティの高さが、いろんなものを払拭させた。本当にシナリオは良かった。過去最高かも。

それでも勿論思うこと・ストレスもある。すでに多くの人が言っているようなことは、あえて書かない。
誤字、会社経営ゲームの説明不足、ストーリー終盤の「ミラーフェイス」絡みの説明不足は残念。

次回作は「8」ということになるが、この感触だったら引き続きコマンド型RPGじゃないかな。外伝でアクションを出す気がする。

なお、まだトロコンはしていない。クリア後ダンジョンとドラゴンカートの2つがまだだ。
今作は、ミニゲームのコンプ要素がないのでかなり楽。ただ、鬼門はドラゴンカート。クリアできるのか…… ロードは長いし。

ところで、足立って、吉田鋼太郎にしか見えないと思ってるのは、私だけ?

評価★5

※追記。約80時間プレイで無事プラチナトロフィー獲得(トロコン)。
やはりドラゴンカートはきつかった。ドラゴンファイター戦は30回くらいやった。運の要素もあるね。ロードも長く、苦行だった。
亜門はHPも低くて、楽勝だった(脅威は状態異常攻撃だけじゃん)。道中のHPがやたらと高くて、硬い敵のほうがしんどかった(弱点をつけばよいのだが)。

[ドラマ感想] 「セミオトコ」

2019年7月~9月に放送。録画していたものを一気見した。
引込み思案(コミュ障)のアラサー女子を主人公とした、王子モノのハートフルラブファンタジー。
脚本は岡田惠和。

ストーリーに特別な起伏があるわけではないが、グイグイと視聴者を引っ張る力がある。安心して見られる。
(全8話と通常のワンクールよりは短いが)さすがとしかいいようがない。

主人公を木南晴夏をキャスティングしたのも素晴らしい。ヤンキー一家も絶妙なスパイスとなっていた(「男の勲章」っぽい曲も面白い)。
いいドラマだった。

ところで最終話。ラストの処理がイメージとは違ったが、ハッピーエンドにするには、こうするしかなかっのかね。
(みんなでウェディングドレスを作る→結婚式みたいのをする→キスシーン、もしくはセミ男からのプレゼントシーンでお別れ、とか想像してた)。


[ドラマ感想] 「フジテレビ開局60周年記念 新春SPドラマ『教場』」

2020年1月4日、5日放映。
原作自体が素晴らしいんだろうが、ドラマとしてもなかなか良かった。
脚本は君塚良一で、演出は中江功(水橋文美江と結婚してたんですな)という、フジドラマの黄金期スタッフだし。
先日の「世にも」の出来も良かったし、フジテレビちょっと変わってきたね。

それにしても、キムタクはスターだなあと。改めて思った。
(ラストのさんまは完全に余分でしたな。台無しですわ)

ちなみに、フジテレビ開局50周年記念の三谷幸喜脚本「わが家の歴史」も良いドラマでしたな(録画残してるわ)。

伊岡瞬『冷たい檻』

駄作だね。
2日間の出来事としてタイムラインを明示した思わせぶりな構成となっているが、あまり意味(効果)はない。
主人公が、過去に子供を触れているのだが、そのエピソード自体の必要性を感じない。

東野圭吾『人魚が眠る家』

脳死と臓器移植をテーマとした作品。社会問題というか、法律や倫理も絡む重い内容だが、ドラマとしてうまくまとめあげてる。東野圭吾らしい理系ネタもぶち込んでる。お見事ですな。

ちなみに、本作は篠原涼子主演で映画化もされている。ヒステリックに泣きわめく様が、目に浮かびますな。

最近やったゲーム『AI: ソムニウム ファイル』(PS4)

さすが打越鋼太郎さんの作品。十分に楽しめた。

本作のゲームシステム自体を、シナリオにうまく絡めている。素晴らしい。
全体として無駄に長過ぎ(ボリュームが多すぎ)たり、分岐しすぎないのも評価できる。
この手の作品は、分岐した内容の一部に説明のつけられないようなものとなりがちだが、本作ではそういったこともなく物語の大きな流れを崩していない。
「シナリオアンロック」では、シナリオAで得た情報が、シナリオBで活かされるわけだが、本作では「記憶を取り戻した」という表現で、うまく処理していたといえる(ような気がする)。

残念な点は大きく2つ。コザキユースケのキャラクターデザインがミスマッチに思えたのが1つ。主人公、イケメンすぎるでしょ。
もう1つは、肝心なソムニウムパートの攻略が、運任せというか適当になりがちという点。夢だからこそ荒唐無稽な展開というのは許されるが、パズル性というかゼルダ的な謎解きがあったら、もっと素晴らしいものになった気がする。誤操作、マップの見づらさも残念。
「AI shight」が表示される際の微妙な間も気にはなった。

神ゲーとまではいわないが、プレイして損はないゲームだと思う。
なお、エログロ、オタク向けなマニアックなネタが満載なので、人を選ぶ部分がある。

評価★5

貫井徳郎『宿命と真実の炎』

読者をミスリードしながら、少しずつ情報を出していく(犯人に迫る)テクニックは一級品だね。
でかい偶然がいくつか介在したのが、ちょっと気にはなったが。

なお、本作は、『後悔と真実の色』 の続編という位置づけ。ただ、続編といっても、探偵役が同じというくらいで、本作だけ読んでも問題なし。私は、『後悔と真実の色』 を読んだのは10年ほど前なので、完全に記憶がない状態で、本作を読んだ。本作を楽しめた人は、ぜひ『後悔と真実の色』  も読んでもらいたい。

最近やったゲーム『オーシャンホーン』(Switch)

NintendoONLINEの3000円クーポンがあるので、購入してみた。
ゼルダ風というか、ゼルダの模倣ゲー。ゼルダ愛はわかるけど、商用作品としてどうなのかね?
もともとはスマホ用ゲームだったようだが、Switch版で販売されたというのは、任天堂が認めたといういこと。
ストーリーテリングが稚拙なことや、操作性・UIが残念だが、暇つぶしにはわるくない。

評価★3

[ドラマ感想] 「世にも奇妙な物語 ’19秋の特別編」

2019年11月9日放映。
全体的に良かったと思う。最近の流行(時事)ネタをうまく組み込んできた。
どの作品も、ドラマオリジナルという点にも注目したい。

以下、一言感想。

『鍋蓋』……脚本:赤松新
鍋蓋の使い方は予測できるが、ラストで明かされるメタ構造が評価アップ。良作だ。
評価A

『恋の記憶、止まらないで』……脚本:諸橋隼人
物語後半、ホラーとなったのが残念だが、まあまとまりは良い。
評価B+

『コールドスリープ』……脚本:山岡潤平(原案・大﨑翔)
時事ネタ、ウルトラマンネタを取り込んだ本作。柳ゆり菜さんが出てきたのが嬉しかった。
評価B+

『ソロキャンプ』……脚本:諸橋隼人
流行のソロキャンプをネタにしてきた。予想とは異なるオチだったが、明確なオチが提示した点は評価できる。
評価B

『恵美論』……脚本:向田邦彦(原案・脚本協力:伊達さん)
短い作品だが、単純に面白い。一応のオチもあってよろしい。
評価B+

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