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絶対読んで損なし 三大奇書

ミステリ好きなら、絶対読んでおかなくてはならない3冊がある。

夢野久作『ドグラ・マグラ』
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』
中井英夫『虚無への供物』

Kisho_3

上記の3冊は、三大奇書と呼ばれ日本のミステリーの中で特別な位置にある。

○夢野久作『ドグラ・マグラ』は、推理小説というより、幻想怪奇小説といわれる。ネタバレにはならないと思うので書くが、本書は「狂人が牢獄で書いた推理小説」という異様な体裁をとっている。なかなか説明するのが難しい本であるが、未読の方は是非挑戦してもらいたい。

○小栗虫太郎『黒死館殺人事件』については、実は私はまだ読み終えていない。
というか、読めない。何度も挑戦しているのだが、非常に難解で装飾の多い文章に理解がついていけない。たぶん多くの人が、10ページ程度を読み終え理解するのに、1時間近くかかるのではないだろうか。
ただ、最初の見開きだけで、その作品の凄さというのが伝わってくる。
また、文藝春秋の『東西ミステリーベスト100』という本によると、

「戦地に赴く兵士が、携えた本が『黒死館』であった」

という有名なエピソードがあるそうだ。そういう凄い本なのである。

※なお、現在では青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/cards/000125/card1317.html )で読むことができる。

○中井英夫『虚無への供物』。
これは、その前半部分が江戸川乱歩賞に応募されたものだそうだ。受賞にはいたらなかったが、乱歩に認められ、後日、後半を付け足して完成させたものとのこと。

なお、上の写真は、私の所蔵している文庫3冊だ。
『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』は、社会思想社の現代教養文庫版。社会思想社が倒産したため、もう古本でしか入手できないだろう。
『虚無への供物』は、最近上下巻に分冊されたようだが、それ以前の文庫版である。

なお、竹本健治の『匣の中の失楽』を加えて、四大奇書という場合もあるようだ。

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コメント

こんにちは。相変わらず、すごい読書量ですね。
 
「ドグラ・マグラ」は有名ですね。未読ですが、ぜひ読みたいと思っています。

 「虚無への供物」「匣の中の失楽」は知りませんでした。さっそく、読みたい本のリストの中に入れておきます。タイトルからしてそそりますね。

 「黒死館殺人事件」読みました。たかさんという方が教えてくれたのです。
 それもハヤカワポケットミステリで、出版年が1977年なのに旧仮名遣い。信じられない!
 莨って何と読むと思います?「たばこ」です。こんな感じで、旧仮名遣いには、本当に苦労しました。

 主人公がたれまくるウンチクにも、うんざり。このウンチクって本当のことなの?それとも作者が勝手に作ったのかなぁ。
 本当の事だとしたら、小栗虫太郎はすんごい博識の持ち主ということになります。

 推理小説としては、あまりにも荒唐無稽のトリックが多すぎます。

 ただ、オカルティックな雰囲気は素晴らしい。
 誰か映像化してくれないかなぁ。それもアニメで。実写ではこの雰囲気を出すのは無理だと思う。
 

keiさん、こんばんわ。

いや、それほど読んでませんよ。今週は仕事のバタバタで月曜に読み始めた本が、まだ20ページしか進んでなかったりします。

何も書かないのもアレなので、昔読んだ本でオススメ本を紹介するという形で、記事にしてます。

いやあ、黒死館を読了されたというのは凄い。私は、永遠と挫折し続けそうですが。

恐らくあの作品がものすごい評価なのは、必要以上のウンチクも理由のひとつでしょうね。目くらまし効果もあります。

確かにアニメとかで見てみたい作品のひとつですね。

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