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浦賀和宏『さよなら純菜 そして、不死の怪物』

<松浦純菜(八木剛士)シリーズ>第5弾。

1作目2作目は、単独で(推理)小説としての独立性があったが、3作目以降は、それを放棄、ラノベ的になってきている(執筆速度が速いのも納得)。
と同時に、脳内妄想の描写が多くなっている(しかも繰り返し、同じことばかり)。まあ、妄想は、八木剛士の趣味だから仕方ないか。

5作目にあたる本作は、前作の直後からの始まりで、記憶を取り戻す必要があった。

本作では、松浦純菜の出番はなく、八木剛士の恨み辛みと純菜への気持ちが延々と続く。そしてとんでもないラストやってくる。びっくらこいたよ。
エヴァのゼーレの会議(人類補完委員会)みたいなもの出てくるし(まあ、「力」とかスナイパーの理由付けをしようとしているんでしょうな。なくてもよいと思うが)。
とにかく、このとんでもなさ具合は、<安藤シリーズ>と同じで、先行き不安なところである(W)

まさに、「童貞・妄想炸裂系トンデモ小説」だ。

そんなわけだが、いろいろ笑えるポイントも多い。最近読んだ小説は?と聞かれて、八木が『バトル・ロワイヤル』と答えたり。日本語があまりわからないドイツ人留学生に「俺のことはカミュ・ビダン」と呼んでくれ、とかね(W)

「差別と推理小説」についての論説もそこそこ興味深いものがあった。

あと何作かは続きそうなので、次回作を楽しみに待つことにしよう。

さよなら純菜 そして、不死の怪物 さよなら純菜 そして、不死の怪物
浦賀 和宏

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