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山本譲司『累犯障害者 獄の中の不条理』

秘書給与詐欺事件で逮捕、実刑判決を受け、服役経験のある元国会議員・山本譲司の著作。

「障害者が繰り返し犯罪を起こしてしまう社会の有り様」に対して問題視し、執筆されたものである。

前半では、下関駅放火事件、レッサーパンダ事件などが取り上げられている。この2つの事件の犯人は、過去に様々な犯罪を行い服役経験があった。彼らは実は知的障害者(刑法39条にはひかからないレベル、IQが標準以下)であったのだが、あのような大事件を惹き起こさせた最大の原因は、出所後の福祉の場が用意されてなかったからなのだ!という主張が提示される。

後半では、聴覚障害者の犯罪、また聴覚障害者社会について取材、研究している。なかなか興味深く読める。

全体として「警察の捜査、司法の在り方などを批判。触法障害者の福祉政策を見直すべきだ」という主張をし、自身のこれからの活動について触れている。

ただ本書は、「犯罪者(前科者)による、犯罪被害者を置き去りにした、知的・精神障害を持つ犯罪者に対する擁護&理想論」という見方もできる。

思想・政治議論などは、このブログに持ち込むつもりはないので、これ以上は書かない。けど、文章が非常に読みやすく、まとめ方も上手いので、日頃からこの手のテーマについて思うところのある人は読んでみるとよいと思う。聴覚障害のパートはなかなか良いです。

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山本 譲司

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