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あさのあつこ『NO.6♯1』

2013年、理想都市「NO.6」を舞台にした、とある少年のサバイバル冒険譚。

ラノベというよりマンガを読んでるみたいな感覚で軽く読めるので、全作読んでみようと思う(まだ5作しかないが)。

ただ、NO.6の外側にあるという「西ブロック」の設定がいまいちわからない。西ブロックには犯罪を犯した者(VC)を収容する強制施設もあると書かれているが、18ページにはNO.6では犯罪は0%に近いとある。
0パーセントに近いのに、多数のVCがいるとも書いてある。意味がわかりません。
NO.6ができる以前から、物語の舞台となる時点までの期間に、犯罪を犯した者を収容しているというのか? 
思想犯のようなものを排除する機構があると文中にほのめかしているので、そのことなのか?

また西ブロックには、矯正施設にいるVC以外にも、人々が暮している。これは、単なる貧困層、落ちぶれた奴らという設定なんですかね? VC相手に商売をしている人もいるみたいだけど。このあたりもよくわからない。

そもそも、NO.6の西区域という広いエリアに、こういう役割を与えているのが謎。

(こんなことに疑問を持つのがおかしいかな?)

こういう設定の細かい部分については、あまり考えるべきではないのかもしれない。割り切って読んだほうが楽しいと思う。
だけど、そこそこ魅力的な設定・ストーリーがあるからこそ、細かいことも気になってしまうんだなあ。

作者の脳内には、世界観はきちんとできていると思うが、こういうところもきちんとフォローして欲しかった。ミスディレクション的なものだとしてもね。

上記の点については、今後明らかになることを願いたい。

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↓1巻目だけ、文庫版が出たよう。売れてるんだなあ。

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