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×××挫折×××
古野まほろ『天帝のはしたなき果実』

第35回メフィスト賞受賞作品です。かなりの話題作ということで、読むのを楽しみにしていました。

著者の名前を「吉野まほろ」と思っていたんですが、「古野まほろ」が正しいようですね。間違えている人結構いるかと。
それはさておき、魅力的なタイトル、京極夏彦の本のようなレンガ本(実は1段組なのですが)、素敵な装丁も気持ちを盛り上げます。

というわけですが、70ページくらいで挫折しました。

文章が、すごいのか、すごくないのかよくわかりません。とにかく読みづらい。
序盤、音楽用語の続出、人物多数登場でわけがわからないです。このあたりで、まず凹む。
それに追い打ちをかけるように、うんざりするくらいのルビ振り文字がでてきます。きっと「黒死館」や「虚無への供物」を意識して書いたのでしょうが、ちょっと多すぎです。様々な外国語、文語、現代語が混在しているだけに、かなりつらいです。
また、現代日本を舞台とはしていますが、軍隊があったりと少し違う世界を設定としています。このあたりを、読者が咀嚼するのに相当時間がかかります。

とにかく読みづらい、作者独りよがりな文章スタイルだな、という感想しかありません。また、いくらパラレルな世界の話だとしても、いろいろ違和感があります。

ミステリーとして多分面白いのだと思います。
しかし、人を選ぶ本だと思います。
人によっては地雷です。
挫折するでしょう。

この古野まほろのオリジナルな文体を楽しめる人は、いったいどれだけいるのでしょう?

多分、この作者は実力がある人だと思います。2作目は、普通の文章でお願いしたいなあと思います(文体にオリジナリティを出したことが、メフィスト賞に結びついたのでしょう)。

天帝のはしたなき果実 天帝のはしたなき果実
古野 まほろ

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コメント

こんばんわ。
丁度、今、読んでいる最中なのですが、その「読みづらさ」は感じますね。何ていうか…、著者のクセというか…かなり独特の文章だな…というのは、読んでいて感じます。
とりあえず、何とか最後までは読みたいと思うのですが、かなり大変そうだな、と思います。序盤の30頁くらいまでの感想ですが(苦笑)
何とか、最後まで読めれば…と思います。

たこさん、コメントありがとうございます。

私は、この小説が扱っている事件がはっきりとするまでがんばって読もうと思いましたが、投げ出してしまいました(W

今後、会話文と地の文がごちゃ混ぜ(主語がわかりにくい)、時制ごちゃまぜ的な独特の文章も増えてきます。また、狙い過ぎたキャラ、狙いすぎたセリフ、キャラの行動などなど、いろいろ違和感を感じてくると思います(まあ、これがこの小説の味だと思いますが)。
なので、大変だと思いますが、がんばってください。
なんだか、読む気をなくさせるようなこと書いちゃいましたが。

たぶん、一部の人からは圧倒的な支持を受けそうな小説です。

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