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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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春日武彦『顔面考』

それほど突っ込んだ内容ではないが(軽い内容である)、なかなか面白い。ミステリエンタテインメントファンなら、読んでおいてもよい。

精神科医である著者が、
「顔の存在論(狂人の顔について)」
「顔の分析論(観相学について)」
「顔の認識論(そっくり、カプグラ症候群)」
「顔の価値論(整形手術)」
「顔に関する奇想(人面犬、顔=グロテスク)」
の5つのテーマについて、まとめあげている。

個々の内容は、「①話題の提起→②精神科医としての経験、過去の実験、学説の紹介→③エンタテインメント作品の紹介」という手順に則っているため、この手のものにありがちな違和感を感ずることなく、自然に読むことができる。

※「違和感」………著者が何かを論じる際、「最初に文学・小説を引き合いに出すという手順」に対して、私は常に陳腐な印象を感じてしまいがちである。そのことを、ここでは違和感と書いた。

一種のサブカル紹介本みたいなものだ(著者はそのつもりではないだろうが)。

現在では、「人権」的に問題があって、絶対できないような実験などが多数紹介されていて、なかなかおもしろかった(W

なお本書の中では、興味深い小説やマンガが多数紹介されている。私自身のメモがわりに、以下に記しておく。

・伊藤潤二『案山子』(マンガ)
・楳図かずお『みにくい人』(マンガ)
・フィリップ・K・ディック『時間飛行士のささやかな贈物』(早川SF)
・ルネ・ベレット『わが体内の殺人者』(早川SF)
・エマ・ゴードン編『現代ミステリーの至玉』F・ポール・ウィルソン(扶桑社)

ちなみに、紀伊國屋書店の出版部というのは、この本をはじめとして、結構マニアックな本をたくさん出してるようです。要チェックです(W

顔面考 顔面考
春日 武彦

紀伊國屋書店 1998-12
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