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海堂尊『チーム・バチスタの栄光』

タイトルの「バチスタ」とは、難病である拡張型心筋症を治療する手術法の名称である。肥大した心臓を切り取って、心機能を回復させるという大胆な手術法だ。

このバチスタ手術の世界的名医である桐生が、連続して手術中に患者を死亡させてしまう。しかし、その原因は不明。
手術ミスなのか、それとも何者かが意図的に患者を殺害しているのか……。

本作は、第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。図書館での予約ランキング上位作品(『螺鈿迷宮』『ナイチンゲールの沈黙』も借り出し困難)。

著者の海堂尊は、私の好きな久下部洋先生と同じく、現役の医師である。また本作が、医師にしか書けない医学ミステリーという点でも、久下部作品と同じだ。

とはいえ、久下部作品に比べるとやや落ちる。特に、終盤明らかになる事件の核心部分がちょっと腰砕けというか、ガッカリした。また、手術の描写などがそれほど丁寧に描かれていないのも残念。「メスで切開→各種手術器具の名称の羅列→心臓が露出」という感じになっており、もう少しグロテスクさを感じるくらいの描写が欲しかった。
また、文章が素人くさいな、という部分も多々あった。

ただ、後半に登場する探偵役の白鳥というキャラの造形、またその理論もなかなか面白いし、やはりそれなりに凄い小説だと思う。

実際売れているわけだしね。

『このミス』大賞って、予想外に大成功じゃん(W

■参考リンク チーム・バチスタの栄光 OFFICIAL WEB SITE
http://tkj.jp/batista/

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(2007年読了)ミステリー」カテゴリの記事

(か行)海堂尊」カテゴリの記事

コメント

こんにちは〜 医学ミステリーってあまり読んだことなかったんですが、後半白鳥の登場もあるし、想像したより、かなりエンタメですね しかし白鳥は面白い 白鳥作品をもっと読みたいと思いました

きりりさん、コメントありがとうございます。

医学ミステリってなんだか難しそうな印象がありますが、この作品みたいにエンタメエンタメしてるのは、いいですよね。

ちなみに、2作目の『ナイチンゲールの沈黙』も白鳥が登場するみたいです。

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» 海堂尊【チーム・バチスタの栄光】 [ぱんどら日記]
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» チーム・バチスタの栄光 海堂尊 [粋な提案]
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