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谷川流『涼宮ハルヒの分裂』

前作を読んでから9ヶ月近く経っており、サブキャラやサブエピソードについて記憶がしっかりしていないため、しばしば「あれ、何だっけ?」などと、思いながら読んだ。

本作から、高校生活2年目の開始である。多くの新キャラが登場することもあり、まさに「第二シーズン開始」といった様相である。また、本作はシリーズ全体として見た場合、大きな「展開」地点を持っているといえるかもしれない。
ただ、この1冊だけを取り上げて見た場合、起承転結の「起」のままで終わるため、面白いとはいいがたい。新キャラ登場にともなう説明的な要素も多く、またストーリー自体に動きがないため、退屈さとテンポの悪さを感じる。そのためか、ビミョウに読みづらい気もした。
※プロローグ長すぎ&α、βの2つのパラレルな物語が、謎のまま終わるし。
   いろいろ調べたら、次巻『涼宮ハルヒの驚愕』とあわせて、前後編という構成をとっているらしい。
  次巻が出てから読めば良かった。大後悔。というか、ちょっとひどいな。

しかし、相変わらず、地の文の軽妙さは素晴らしい。
電気屋の蛍光灯売り場のような笑顔で
深海から汲み上げたばかりの海水のような目で
歩くマイナスイオン発生器
三重連星のように輝く核融合じみた笑顔
巣穴に戻ったシマリスが拾ってきたクルミを置くように鞄を下ろし
思わず内鍵をかけて独り占めしたくなるような笑顔
などのように、ハルヒやみくるの表情に対する比喩表現はとても良い。

ところで、この作品は、どこまで構成を練り込んで作ってるのかねえ?
たぶん、アニメ化以前の多くの部分は、基本的に後付で物語が作られていたはずだと思う。
アニメについていえば(見てないけど)、その後付なストーリー構成を逆手にとり、時系列を崩したままにしたのも、ヒットした理由の一つであるようだが……。

今回、SOS団のライバル的存在が登場した。
宇宙人関連でいうならば、今までは朝倉涼子のように、「情報統合思念体」内での対立するものが敵として登場してきたが、今回はそれとは別に「天蓋領域」から周防九曜という遣わされてきた。
わざわざ新しいキャラを作ってまで、これ以上話を膨らませなくてもよいと思うのだが(藤原も九曜も前もって、登場への伏線は打たれているが)。

ドル箱の人気シリーズであるがため、まだまだ続くんだと思うが(もしかしたら、高校生活をフルに描くか? 3年目はみくるが卒業してしまうので、留年させるとかして)、適度なところで終了してほしいなあと思う。ドラゴンボールのように、止めどきを見誤らないでほしい。

涼宮ハルヒの分裂
涼宮ハルヒの分裂 谷川 流 いとう のいぢ

おすすめ平均
stars消化不良
stars次巻に続く
stars新展開のハルヒシリーズ!さぁこれからどうなる!?
stars滲み始めてゆくシリアスな展開
starsまあまあ

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本作には、エラリー・クイーンの国名シリーズうんぬんだとか、『匣の中の失楽』からインスパイアされたっぽいセリフあり。ミステリファンなら、ちょっと嬉しいかも。

↓以下、「驚愕」用メモ。

α、謎の女性から電話あり→翌日、新入生大量 ハルヒの試験の描写
β、4人と接触(4人間は不協和音)→九曜怒り気味→翌日長門学校休む→長門宅へ

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