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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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西村寿行『峠に棲む鬼』

※本書のネタをやや割っています。また、『ひぐらしのなく頃に』の核心にも触れているので、閲覧注意。

本書は、西村寿行作品では、傑作といってよいのではないだろうか。

ある日、山間にある村(鬼無村)の住人全員が、まるで神隠しにあったかのように一斉に消失する。本書は、この謎を巡る、ヒロイン逢魔麻紀子と警視庁の特殊捜査員である間庭(まにわ)が繰り広げる壮絶なる死闘を、壮大なスケールで描いている。

タイトルのイメージだと、陰湿な風習が残った村での殺人事件を描いているのかな、と思う人もいるだろう。しかし、西村寿行の頭の中はそう単純ではなかった。
目次を見ればわかるが(楽しみが減るので、見ない方がよい)、後半の舞台展開の凄まじさは想像を超えるものがある。

また、『ひぐらしのなく頃に』の「東京」や『バイオハザード』シリーズの「アンブレラ」を連想させるような組織、またナチズム復興を目論むドイツ人なんてのも登場するのも面白いところだ。
※『ひぐらしのなく頃に』との共通項は多い。「山中の村」、「強い村長とその娘」、「鬼」、「生物兵器」、「自衛隊」などなど……。

当然ながら、西村作品らしいエロ描写も満載だ(W
これでもかというほど、逢魔麻紀子が陵辱される。しかも、マルキド・サドの『悪徳の栄え』、『美徳の不幸』、『新ジュスティーヌ』などを思い起こさせる強烈っぷりである。

とにかく読み始めたら止まらない、ハードボイルド&ミステリー&ハードロマンなエンターテインメントだ! オススメである。

峠に棲む鬼
峠に棲む鬼 西村 寿行

おすすめ平均
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» [読了]西村寿行『峠に棲む鬼』の逢魔麻紀子 [SummonersTales]
鬼無村の村人全員が忽然と消え失せる。しかも村には争った形跡がない。普通に生活していたのに、突然消滅したかのようだ……。西村寿行といえばエロばかりが注目されがちですが、この導入部はミステリーとしても優れていると思います。ネタバレ反転真相を言ってしまえば村人... [続きを読む]

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