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桜井裕子『性教育の暴走-セックス奨励教育の実像』

どこかの新聞社サイトの書評ページで紹介されていたので、興味本位で読んでみた(W
※たぶん産経(W

ニュース報道などでご存じだと思うが、最近の性教育はかなりすごいことなっている。
本書でも、小学生向けという図書がいくつか紹介されている。露骨な図解付きでかなり強烈だ。またそれとともに、一部の教師の暴走っぷりを紹介している。呆れるものも多い。
とにかく、現代の性教育の実情をかなり細かく紹介している。

しかし、本書の真の狙いは、行き過ぎた性教育を批判することではない。
性教育や男女共同参画や人権といった糖衣に包まれたフェミニズム、左翼思想を批判する点にある。具体的には「性教協」などの団体を批判することが中心となっている。

このブログでは、政治、思想、宗教等については、中立というか客観的な姿勢を貫くつもりだ。だから、あまり突っ込んだことは書くつもりはない。ただ、この本はかなり不愉快であった。
バリバリの右派が、左派を叩くのはよいが、ちょっと揚げ足取り(日本語が正確ではないが)というか、いちゃもんつけのように感じた。
たとえば、「エイズ予防にコンドームを使いなさい」といった指導法に対して、この著者は激しく批判をする。「ウイルスはゴムの繊維より小さいので、コンドームではだめだ。コンドームが病気の予防なんてチャンチャラおかしい。コンドームを使いなさい!という指導方法は、コンドームさえ使えば、中学生も高校生もセックスしまくっていいと言ってるみたいなもんだ。それじゃあだめだ!とにかく貞節を守り、余計なセックスはするな」といった感じの文章が書いてあるのだ。
左派による(行き過ぎた)性教育信仰もどうかと思うが、この著者の左派に対するいちゃもんつけもどうかと思う。

また前述したように、本書では過激な性教育の現場が多数紹介されており、多くが唖然とさせられるものだ。しかし、中にはこの程度の性教育はいいのではないか?思うものもある。Webにこれだけセックスの情報が氾濫している時代に、そこまで過敏になる必要があるのか?と思う。

性教育が左派叩きのツールにされただけの本である。

ちなみに、私個人としては、性教育は受けた記憶はない。そのかわり、日教組が強い土地の学校に通っていたため、平和教育が非常に多かった。うんざりであった。

なお、本書には男女の「局部」の写真が掲載されたページがある。ただし、病気のだ。大きな精神的ダメージを食らうことになるので、注意されたし。

※(単に私が無知なだけかも知れないが)「フェミニスト=性教育推進派」という構図がよくわからなかった。ジェンダーフリーというなら、より性差を意識させる性教育は避けたがるのでは?と思ったわけだ。
というわけで、いろいろ調べていたら、
日本女性学会のWebサイトに『Q&A-男女共同参画をめぐる現在の論点』というのがあった。これを読む限り、女性の自己決定権(妊娠や出産)を実現するために、性教育を普及させるという考え方、に基づいているようだ。

※追記。こんな記事がありました。
『女性も立って用を足す究極の”男女平等”とは
http://courrier.hitomedia.jp/contents/2007/12/post_230.html

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(2007年読了)ノンフィクション※新書は別カテゴリー(以下参照)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
私もこの本、不愉快でした。
何より腹が立ったのは、「強姦に抵抗しないのは犯してくれというのと同じ」
ふざけるなって思いましたね。それも子供に対してですよ。
同性愛者は民族を滅ぼす、というのもそうですが、この人は人の気持ちをあまりに考えてません。データも、性教育元年前から北海道の実態が酷いことに言及していないし。
Amazonのレビューは高評価ばかりで当てになりませんね。

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