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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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光瀬龍『百億の昼と千億の夜』

タイトルに惹かれて読んだ。

プラトン、イエス、シッダールタなどの歴史的人物が、<神>との出会い(戦い)を描く壮大な物語。深淵かつ難解なテーマ性もさることながら、その筆力は圧倒的。

本書は人を選ぶ。賛否が分かれるはずだ。人によっては、SFのオールタイムベスト入りする場合もあるだろう。そういう人は、たいてい、『タイタンの妖女』『果てしなき流れの中に』などの作品をマンセーするタイプだろう。
(ネットで感想文を見ると、「自分に影響を与えた1冊」とか言っている人が多い。その意見をどう受け取るかはあなた次第だ)

私はどちらかといえば、本書のようなタイプのSF作品には否定的立場である。
何らかの秩序に基づいた物語の整合性はあるにはある。しかし、登場人物の行動目的、存在理由などが曖昧なまま進み(ある程度は説明される)、結局モヤっとして終わる。
また、情景描写が多くまたそれがめまぐるしく変化する。そのため、大変読みづらい。
部分的にエンタメ的な要素もあるが、全体としてみたらきわめて文学的である。相当レベルの高い読者でも、全容理解するのはなかなか難しいだろう。

私は、残念ながら、「わからないけどカッコいい」とは思えなかったが、世界観とか雰囲気にそれなりに酔うことができたし、ちょっとした勉強になった。本書に触れたのは時間の無駄であったとは思わない。

ちなみに、「百億の星と千億の生命」(新潮社)という本があるようだ。タイトルをパクったんだろう。

百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6))
百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6)) 光瀬 龍

おすすめ平均
stars忘れられない一冊
stars何が驚いたかって
stars残念、私の求めるSF像とは合わなかったようです。
stars宗教に興味を持ったきっかけ
stars金字塔

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百億の昼と千億の夜
百億の昼と千億の夜 光瀬 龍

おすすめ平均
stars時空の旅人、光瀬龍の最高傑作

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↓萩尾望都により漫画化されたバージョン。こちらのほうが有名か?
百億の昼と千億の夜 (秋田文庫)

百億の昼と千億の夜 (秋田文庫) 光瀬 龍 萩尾 望都

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stars永遠なる時の果てに
starsユダに滂沱
stars会いたいって思いながら会えずにいる王へ。。
stars萩尾望都、少年誌デビューの記念的SF作品
stars文明の意味をSF的に読み解くと・・・

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