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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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辻村深月『名前探しの放課後』

クラスメイトが自殺をした日、当然3ヶ月前の世界にタイムリップ?した主人公「いつき」。いつきは、「自殺があったことは覚えているが、それが誰なのかはわからない」よう。いつきは、SF小説に詳しいという「あすな」に、「自殺者」を探し出し、そしてそれを阻止すべく行動をしたいと提案する……。

本の紹介文的あらすじだとこんなもんかな。
本作はデビュー以来、意欲的に作品を発表し続けている辻村深月氏の6作品目。

学園ものだが、イジメがモチーフとして扱われている。またかよ!という感じ。
そこかしこに垣間見えるリアリティが、読者を軽い鬱状態にする。
なんとなく「あすな」は、著者自身か?と思いながら読んだ。

序盤はやや読みづらく、中盤は意図的に省略された箇所が多くみられ、やや戸惑いがあった。しかし、そのあたりを乗り切った後は、一気読み。それだけ力のある作品だった。

この人の作品は、どの作品も泣けてくるものがあるが、本作でもかなり目頭が熱くなる。

(以下、ネタバレあり)

「10章」がかなり泣ける内容であったため、「11章」で明かされる真相については賛否がわかれるだろう。ただ、じいさんの死亡フラグ立ちまくりだったからなあ。道尾秀介の『ソロモンの犬』 を読んだ直後だけに、余計そう感じた。

にしても、意図的に仕組まれた「省略」はそういうことだったのか、という感じですな。

あと、エピローグにはびっくり。すっかり忘れてしまってたけど『ぼくのメジャースプーン』 (ぼく=秀人、ふみちゃん=椿文緒)のネタが使われていたんですね。上巻を見返しても、「呪いの言葉」部分は、省略されているが(P14)。
『ぼくのメジャースプーン』 を読んでない人には、さっぱりわからないというのはどうかと思うが。


というわけだが、全体としてとてもいい作品だと思う。
人に薦めやすい作品ともいえる。
映画化もしやすいかも。

名前探しの放課後(上)
名前探しの放課後(上) 辻村 深月

おすすめ平均
starsあ〜あ最初に読んじゃった(泣)
starsそりゃないよ
starsやめられない
starsあんまりじゃないか
stars余韻の残る素晴らしい物語

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名前探しの放課後(下)
名前探しの放課後(下) 辻村 深月

おすすめ平均
stars辻村さんの作品はなぜか懐かしさを感じさせる
stars辻村作品の新作が読める幸せ
starsミステリーの楽しさを教えてもらいました
stars好きだからかもしれないけど・・・

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es[エス]
es[エス] マリオ・ジョルダーノ

おすすめ平均
stars実話
stars心理学
stars権力を握った人間の性(さが)
stars発狂しそう。。。
stars不安になってくる

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