山田悠介『ドアD』
最初からネタというか、内容が割れてるのはどうかと思ったが、もともとWeb小説として公開されたものと知って納得。
ラストの処理は、比較的いい方じゃないかな。
あ、なんだか、貴志先生の『クリムゾンの迷宮』を再読したくなってきました。
| ドアD | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 読解力は必要なし! ……('ω`;) いつもいつも…… 正直、ガッカリです。 あいかわらずAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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最初からネタというか、内容が割れてるのはどうかと思ったが、もともとWeb小説として公開されたものと知って納得。
ラストの処理は、比較的いい方じゃないかな。
あ、なんだか、貴志先生の『クリムゾンの迷宮』を再読したくなってきました。
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(何度も書いているけど)山田作品は、いろいろ批判されている。文章力、そして批判者がいうところの「ゲーム的」なデスゲーム(マッチ)な内容にだ。
しかし、私は何作か読んできたけど、これはこれで単純に楽しめていいと思う。この調子で量産を続けてもらいたい。
中身がなくてもいいのです。面白ければ。それもエンタテインメントの一つの形です。
本作は、ラストの処理も比較的良いほうだと思われる。
| ライヴ | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 無駄な部分 おもしろかった。 発想勝負 ストーリーがイマイチ。 ヾ(●′∀`●)Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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事件捜査中に人を死なせてしまったことを日々後悔し続けている元警察官と、死者(幽霊)を目視できる少年が起こす奇跡を描いた連作風小説。
ジャンルは、SFでもあり、ミステリーでもあり、ファンタジーでもあり、ホラーでもある。あえて言うなら、幽霊ハートウォーミングストーリー。
さて、感想。
非常につまらなかった。
文章は巧いのだろうが、ストーリーが陳腐。
もう少し新しさや工夫があるかと思ったのだが、一切なし(W
劇中で『ゴースト』『天国から来たチャンピオン』『シックス・センス』などの映画作品が紹介されるが、いずれの足元にも及ばない出来。
比較的評判の良いようだったので、かなり期待していたのだが。大変残念。
なお、似たような作品に、高野和明の『幽霊人命救助隊』があるが、こちらのほうが遥かに良い。
※作者名は、たちもりめぐみ、と読む。
| ギフト | |
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日明 恩 おすすめ平均 ![]() 救いのあるラストでよかった! ギフトの意味 作品からそよぐ風Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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山田悠介作品らしいラストだった(W
| パラシュート | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() パラシュート う〜ん・・・ 話の前編を読んでる気が・・・・・Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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山田悠介流のサバイバル小説。
『スイッチを押すとき』のように救われないラストにするのかと思いきや、なんだか締まらない終わり方。
また意外な真相ありそうな雰囲気になったので、そのあたりでガツーンと来るのかとも思ったんだけどね。
いろいろ突っ込みどころはあるけど、サバイバル部分は結構面白いと思う。
初期のものに比べたら、だんだんうまくなってきている気がする。
| 特別法第001条DUST | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 初めてです フゥー('∋`)=3 リアル鬼ごっこの噂は知ってましたが… アイディアはいい 圧縮しすぎ?Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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表題作ほか、計5編の短編を収録。
どれもオチが……。
というか、オチがないのもあるし(W
| ブレーキ (角川ホラー文庫 や 2-2) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 初物なので・・・Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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よくあるキチガイ女の話。五十嵐貴久の『リカ』を劣化させた感じだ。
| ×ゲーム (幻冬舎文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() うーん・・・。 吐き気を催した 気持ち悪い 読むなら借りた方が… うーん…Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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一気読みさせることに成功している。そういう意味では評価できると思う。
どうでもいいですが、ドラマ『101回目のプロポーズ』を見たことがあるのでしょうか?
ちなみに、文庫版の解説は「女優 長澤まさみ」が担当しています。
| あそこの席 (幻冬舎文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 小説・・・? まあまあ面白かった 最初で見えてしまう さらさら読めるけど ん〜っAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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本作も映像化(テレビドラマ)されてるんですね。儲かってるなあ。
| パズル (角川文庫 や 42-1) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() うーん………。 リアルパズルごっこ つまらないです あのリアル鬼ごっこの・・・ 夢をくれた現代のバイブルAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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装丁は、PSソフトのパッケージ風になっており、なかなか凝っている。
(ちなみに、鈴木成一。イラストメインなので、彼である必要性は感じない)
さて、本作は「呪いのゲーム」なお話。
途中までは悪くなんだが、終盤はひどい。ガクッと来る。残念。
| 魔界の塔 | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() RPGやったことあるの? 酷すぎ 既出すぎる ジャケ買いしました。 ひでぇ……。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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本作も映画化されている。
思いっきり『リング』な感じです。
それほどひどくはなかった。
| 親指さがし (幻冬舎文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 落ちが無い。 なんか……… この山田さんてのは あいかわらずな作品。でも巧くなってる。 素晴らしいAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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まあ、『Aコース』よりは良いかな。
にしても、AコースだのFコースだの、風俗かよ(W
| Fコース (幻冬舎文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() これは・・・・ この作品は面白いのだろうか?そうは思えないが……。 出版社 な、なんだってー!? 結末は意外だが……Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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ありゃりゃ。
| Aコース (幻冬舎文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 微妙…。 金の無駄 オチなし… ひどすぎる 対象が小学生向けの作品Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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どこかで見たような感じのストーリー。
まあ可もなく不可もなくといったところか。
ただ、ラストというかタイトルの意味付けがいまいち。
また、登場人物が定型的なのも気になった。
あと、4歳児と交換日記というのには、さすがに無理を感じた。
| その時までサヨナラ | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() 仕事一筋の男が家庭を大切にするようになるまで過程が丁寧に描かれていた 泣かせて頂きました。 ありがちなストーリー 期待ハズレ 感情を大きく揺さぶられた小説でしたAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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デビュー2作目。さすがにこれは、ツッコミどころ満載。
文芸社じゃなかったら、出版しなかったはず?
とはいえ、売れたからなあ。
※文庫版は角川書店から出ている。
| @ベイビーメール (角川ホラー文庫) | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() あれれ? 後味が悪い 駄目だな… 疲れてきているんでしょうか なかなか・・・Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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文章力と、いわゆる「ゲーム的」といわれる内容に批判の声が多い山田悠介作品。
本作も、Amazonでは賛否両論。批判的な意見のほうが多いか。
※「ゲーム的」という表現は嫌いだ!
ただ、彼の作品は売れている。本作はTVドラマや舞台にもなっている。
内容、技術はどうであろうと、売れたものが勝ちなこの世の中。
批判の何割かは、やっかみもあるのではないだろうか?
(文学ではなく、エンタメ小説だし)。
さて、本作の感想であるが、まあこんなもんじゃねえの、という感じ。
アイデアとかはいい。ただストーリーがあまり面白くない。
少年の一人が、心臓を患っている弟を持っているという設定なのだから、ここで「入れ替わり」を使うとか一ひねりが欲しかった(無茶言ってるかな)。
ラストはある程度予測できるため、意外性はなかった。
オススメではないけど、批判するほどでもないものであった。
(設定が、読み手を大いに選ぶであろう)
| スイッチを押すとき | |
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山田 悠介 おすすめ平均 ![]() あらすじだけならまだ良いのだけど。 これは感動しました!! 読みやすい! 一度読んでみて欲しい 設定だけAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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鼠の大量発生によるパニックを描いた傑作『滅びの笛』。
本作は、バッタの大量発生を描いた大作としてwktkして読み始めたのだが、大失敗であった。
本作はバッタによるパニックよりも、バッタに襲われた東北地方と日本政府の対立を主軸としている。「東北地方が独立を宣言(奥州国)し、日本国と戦う」といったアイデア自体は非常に面白い。
しかし、全体的にストーリーが荒っぽい。そのくせ読む気が起こらないどうでもよい記述は、やたらとディテールが細かい(その部分だけやたらとリアル)。
(大学講師みたいなのが、いきなり県知事の娘と結婚するというあたりから、地雷臭がプンプン)
正直きつかった。ほとんど読み流しで、まともには読んでいない。
(ちなみに、本作ではエロ描写もいまいち。「輪姦」シーンなどで、切れ味がない。人格を疑われるようなことを書いてるな、私)
西村作品にはかなりのアタリハズレがある。十分に、調査してから読まないと時間の無駄になることは必須である。
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第7回メフィスト賞受賞作。
文章がすごい。文才を感じる(その分読みづらいが)。たぶん、この筆力だけでも受賞に値したのではないだろうか。
ストーリーは非常にシンプルで、失踪した恋人を探すため、主人公ケンが不思議な地「ダブ(エ)ストン」を旅するというもの。ファンタジー小説だ(寓話めいてる)。
感想としては、
序盤、期待高まる→中盤、退屈→終盤、面白い。いいかも。
という感じで、まあまあかなと。
読後感はよい。
文庫版は石田衣良の解説がつけられているが、「この手つきの軽やかさと、その陰に潜んだ上質のセンティチメントが、この小説に独特にあたたかさと読後感の爽快さを生んでいる。……(中略)……処女作だけがもつ捨て身の潔さがまずひとつ、あとは小説の神様が、この作品にひと滴(しずく)の幸運を垂らしてくれたせいではないかとぼくは思う。」とある。
私も、同感である。
| ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫) | |
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浅暮 三文 おすすめ平均 ![]() おもしろい! アンチメフィスト? いざや彷徨 ダブ(エ)ストン街道は人生なりAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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第29回メフィスト賞受賞作。
最近、メフィスト賞受賞作を続けて読んでいるわけだが、当然アタリもあればハズレもある(読むのを中座するのもある)。本作というか、小路幸也という人はアタリかな。
本作は、朱川湊人風のノスタルジックファンタジー(ミステリ)なわけだが、終盤予想だにせなかった不快テーマ性が垣間見れる。するめのように、味わい深い作品である。
この人の作品は他のものも読んでみたいなあ。
| 空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫 (し80-1)) | |
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小路 幸也 おすすめ平均 ![]() 味のある作品。 「あの頃はよかった」かなぁ 恩田陸に似てる ノスタルジーいっぱいのファンタジー ミステリよりファンタジーAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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第4回メフィスト賞受賞作。
よくある学園ものかと思いきや、終盤SFめいたトンデモない展開に。
えげつないキワモノめいた内容に賛否というか、否定的な意見が多いが、私は評価したい。エロっぽさが良いとかではなく、発生学をベースとしたアイデアを聖書などに結びつけるまでに至ったということに。
文庫版あとがきで、小森健太朗も書いているが、本書のような作品が本格ミステリよりも一段低く見られるのは残念である。
※読み手を選ぶ作品であることは間違いないが。
エピローグ部分は本当に必要か、また黒猫こと鈴堂美音子がいつああなったのか?など、いろいろ悩みどころもあるが。
※遺族に解剖結果の詳細が報告されていなかった、という部分はあまりよろしくない。
| Jの神話 (講談社文庫) | |
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乾 くるみ おすすめ平均 ![]() もう少し、落として書くと面白かった。 ミステリーという名の仮面 エログロ描写で読み手を選ぶ(;'Д`)ハァハァ はぁ? かなり特殊Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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奥田英朗のデビュー作。ジョン・レノンをモチーフにした、一種のファンタジー。
1日で読めそうな小説なのだが、仕事忙しい&モンハンのため、読了まで1週間もかかってしまった。
面白いか?といわれると、NO。ダメではないが、良くもない。人によって評価が大きくわかれそうな作品だ。
| ウランバーナの森 (講談社文庫) | |
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奥田 英朗 おすすめ平均 ![]() 世紀のポップスター、ジョンに起こる奇妙な出来事の数々・・・ 他にない感じ ちょっと合わなかったかも 僕の印象は薄いが。。。 珠玉の処女長篇Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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表題作のほか、全3編を収録。
「秋の牢獄」は、同じ日を何度も繰り返してしまう人たちの話。作中にケン・グリムウッドの 『リプレイ』が出てくるが、まさにそんな話だ。私だったら、こうするああする、なんて考えながら読む人が多いのではないだろうか? 私も、食欲と性欲を満たすことばかり考えながら読んだ(W
オチはいまいちだった。
「神家没落」は、日本全国を定期的に移動する不思議な家を描いたもの。設定もストーリー展開も、なかなか面白い。
「幻は夜に成長する」は、霊狐の幻術という、幻を見せる術を身に付けた女性の話。これは、そこそこという感じ。本書の中では、一番残念な出来。
『夜市』 『雷の季節に終わりに』 同様、素敵な時間を過ごすことができた。
恒川ワールドが、ブレイクする日も近いかもしれない?
| 秋の牢獄 | |
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恒川 光太郎 おすすめ平均 ![]() 無駄な描写がない珠玉の短編集 楽しめる作品 現世との接点を広げ始めた作品群 「囚われる」ことの恐怖とリアル 哀愁の余韻に浸れるAmazonで詳しく見る by G-Tools |
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表題作を含む全8編からなる短編集。朱川湊人らしい作品を堪能できる。
「逆井水」は、若い女性しかいないという山奥の村が出てくる。私も行きたい。物語の主人公(男)は逃げ出すんだけどね。
「磯幽霊」には、野村芳太郎監督の『鬼畜』(松本清張作)の話が出てくる。我が子を殺害するために、能登半島を旅するシーンが出てくるのだとか。ちょっと気になる映画だ。
| いっぺんさん (いっぺんさん) | |
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朱川 湊人 おすすめ平均 ![]() 最高の短篇集 じんわり怖くやめられません これぞ朱川湊人ホラー! 郷愁をそそる巧みなセンテンス 秋の夜長にオススメします。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| 鬼畜 | |
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岩下志麻 緒形拳 蟹江敬三 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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「ずーいずいずっ殺ばし、脳味噌ずい。茶壺に追われてトッピンシャン。抜うけたーら、どんどこしょ。裸のネズミが、泡食ってチュー。あソレ、チューチューチュー」(下巻 P247より)
4年ぶりとなる、ファン待望の新刊。ハードカバーで1000ページを超える大作。
1000年後の日本のある町を舞台にした少年少女の一大冒険譚だ。
2日で一気読みをしたので、かなり疲れた(W
(今、この感想は、他のネットの書評などは一切見ていない状態で書いているのだが)
「サバイバル」要素が強いため、『クリムゾンの迷宮』を思い起こした人が多いのではないかと思う。
また、貴志版『猿の惑星』なんて思いながら読んだ人もいるのではないだろうか?
本作は、そんな世界観を持った作品だった。
さて、細かい部分は後述するとして、先に結論を書く。
面白い。
貴志ファンなら、読んでください(言われなくても、盲目的に読むと思うが)。
ただ、あまりにも期待が大きいだろうから、そのあたりは多少差し引いて考えないといけない。
私的には、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』と同じような感覚だった。
十分に面白いけど、めくるめくような面白さとまではいかない。
また、些末な謎が残るし気がするし、ラストもウォ〜!というほどではない(一応のものはあるが)。読了後何となく空虚な気分にもなる。内容の割には、無駄に長い気もする。
しかし、『硝子のハンマー』のようなガッカリ感はない。
また、随所に見られる「貴志節」ともいえる表現やアイデアが登場すると、これが紛れもなく貴志祐介作品であると再認識できて嬉しくなるはずだ。とにかく大変な力作だ。
十分にファンの期待に応えたといってよいのではないだろうか?
迷っている人は是非本書を手に取ってもらいたい。
(以下、ネタバレ含め細かく書いていく。すでにややバレしているが)
Ⅰ 若葉の季節(少年期 祝霊〜夏季キャンプ)
全人学級はハリー・ポッターだなぁ〜とか、多数登場する不思議な生物(後に呪術の遺漏によるDNA変化であるとわかる)がすごいなぁ〜と思いながら読んでいたわけだが、
「ミノシロモドキ(国立国会図書館つくば館)」の登場は驚いた。
ここで「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」と快哉を叫びたくなった。
そして、1000年前の出来事が語られる。このあたりは非常に面白い。
※「1000年前」からの歴史を簡単に整理すると以下のようになる。
①九日間戦争②PK略奪者の衰退③PK君主による王朝④PK君主による王朝の衰退⑤非能力者の奴隷や狩猟民による反乱⑥科学文明の継承者(PK能力を持つ)グループの台頭⑦科学文明の継承者によるバケネズミ生成、攻撃抑制と愧死機構の組み込み
このあたり、最後まで説明が中途半端なものもある。たとえば、<主人公たちの祖であるとされる科学文明を選んだ集団がどうなったか?>ということ。その後本文中に「文書が焼失した」と書かれており、最後まではっきりと描かれていない。
時系列がうまく整理できず、ぼやけてしまうが、簡単に整理すると上のようになるのではないだろうか?
愧死機構の研究などは、九日間戦争以前から研究されていたようだが。
Ⅱ 夏闇(少年期 サバイバルwithバケネズミ)
バケネズミについては、顔が豚っぽいということなので、FF12(イヴァリース)に出てくる「シーク族」(「豚」から進化した)をイメージしながら読んだ。まさに、『猿の惑星』『スターシップ・トゥルーパーズ』だ。
Ⅲ 深秋(少年期 瞬の業魔化)
終盤、「業魔」や八丁標の正体が明かされる。すばるが愛おしい。
Ⅳ 冬の遠雷(少年期 真理亜と守との別離)
なんか守むかつく(W
出来が悪い奴を、不浄猫(ネコダマシ)に襲わせるというのは、ストレスなどから「悪鬼」化を防ぐためと解釈してOK? いや「業魔」化か?
Ⅴ 劫火(10年前 バケネズミとの戦闘)
壮絶なる死闘が描かれる。アクション・バトルシーンはなかなか巧い。
ところで、大雀蜂虐殺の際、何らかの証拠隠滅が行われたようだが、それはなぜ? 悪鬼の仕業に見せかけようとしたのか? 見せかける必要がないし?このあたりよくわからず。
あと「サイコ・バスター」は、人を殺める実感に乏しく攻撃抑制に抵触しないとあるけど、これで愧死機構が発動しないという説明は無理がないか?
Ⅵ 闇に燃えし篝火は(10年前 東京地下での悪鬼との対決)
このサブタイトルは西村寿行の『闇に潜みしは誰ぞ』から着想を得たんじゃないか?と勝手に思っている。
475ページで、奇狼丸が泥と糞を塗りたくって臭いを消していた理由がわからない(W
バケネズミについての意外な秘密が語られる。どんでん返しってほどの驚きはないなあ(W
ラストの一文は、ビミョウにズレているような(W
最後に、どうでもいいことかも知れないが、個人的に気になる点を一つ。
なぜ「呪力」なのか?という点である。なぜ超能力をあえて呪力と表現したのか?
本文中に呪力の発動プロセスが、古代の呪術に似ているといった表現が出てくる。また、仏教やキリスト教的なモチーフも多数取り入れられていることから、単純に作品の雰囲気作りのために呪力としたのだろう。
作品のテーマ性からも来ているのかもしれない。
ただ、呪力とは、呪われし力である(まず通常の力があり、それとは別にあるとされる禁忌な力ともいうべきもので、後ろめたいものだ)。
神栖66町の人たちは、日常的に力を使うにあたって、後ろめたい名称のついた力を使うことにどう思っているんだろう?なんて考えてしまったのだ。子供たちは疑問に思わなかったのだろうか? このあたり、きちんと説明してくれてたらよかったと思う。
| 新世界より 上 | |
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今年一冊目ということで、ちょっと前に出た東野圭吾の新作を読んでみた。
加害者を主人公としているのが東野圭吾らしい。登場後、まもなく被害者になるわけだが。
感想としては、う~む、という感じ。
意外性も提示されるし、きちんとまとまってもいる。なので、普通に面白くは読める。
だけど、そもそもの基本的な設定に無理があるというか、なんだか全体がいびつな印象を受ける。
ミステリーには違いないけど、ほとんどホラーですな。『秘密』のようなSFミステリーというのでもないからね。
にしても、なんであの女はセックスを誘ってくるのか?
| ダイイング・アイ | |
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