霧舎巧『十月は二人三脚の消去法推理』
私立霧舎学園ミステリ白書シリーズの第7作。
私がバカなのか、さっぱり内容が理解できなかった。
・メールの謎(誰が誰に送ったのか?何故、保はメールに気づいたのか?など)
・ライオンの着ぐるみのトリックすべて
・放火トリック(綱引きのロープと整列用のロープでは太さが違うだろ)
・何故琴葉を指定して拉致したのか?
・何故ユニコ先生を拉致したのか(しかも一人だけ別の場所)
・何故犯人は、このような手のこんだ犯罪をしたのか?(これを言ったらおしまいか)
他にも謎が謎のままで終わったものも多い。消去法で考えていくあたりはいいんだけど。
前作で曖昧だった『私立霧舎学園ミステリ白書』の執筆者の正体について、継続して調査が行われている点は評価できる。
本シリーズで、現状で刊行されているものはここまで。
とりあえず読むと決めたので、7作とも読み終えたが、どれもビミョウだった。
アイデアとか、本自体の仕掛けはどれもいいんだけどね。
ネタの詰め込み過ぎ。読者に伝わりにくいんだよなあ、いろいろと。
ライト層がターゲットなら、もっと丁寧に説明すべき箇所があると思う。
内容的に本格寄り過ぎる気がする。
また、ライトな雰囲気の割りに殺人の動機とか凶行っぷりが強烈。これは、「コナン」的なものとして目をつぶることもできるが。それに、それほどそのあたりの描写にページを裂いているわけではないしね(動機とかはどうでもいい的)。
うまく表現できないが、全体がアンバランスな感じがする。
ある意味反面教師だな、これは。「ラノベ+本格ミステリ」の失敗例というか。
| 十月は二人三脚の消去法推理 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス) | |
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霧舎 巧 おすすめ平均 ![]() 犯人の心理や視点が分かりづらい 運動会 刊行ペースがあがれば…… 薄いのに詰め込みすぎ 今回のテーマは"消去法"Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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薄いのに詰め込みすぎ
今回のテーマは"消去法"





