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木下半太『悪夢のドライブ』

木下半太の小説作品の3作目。本作もコメディだ。

『悪夢のエレベーター』は、「台本以上小説未満」という感じの作品だったが、本作ではしっかりとした小説になっていた。ストーリー展開に疾走感があるため、一気読み必然。ギャグが滑ってないのもよかった。

ただ本作の主人公は、関西人(売れないお笑い芸人)である。このあたり抵抗のある人もいるかも知れない。私もそのタイプの人間であるが、本作は問題なかった。著者によっては楽しく読めるものもあると認識。

十分に面白かったが、ストーリー処理で気になる点がいくつかある。以下、列記する(ネタバレ要素があるので注意)。

●終盤、複雑な展開の割りに、解決法が荒っぽいというか素っ気無い。例えば、石峰がダイアモンドを簡単に諦めるところなど。
●エピローグ1は、さすがに無理があると思う。一連の出来事は、偶然、運などにも左右されているはず。どんでん返しの連続なのはいいが、構造美に欠ける。パクの復活とかもなあ。語り手桜の山田に対する気持ちの記述は、アンフェアだし。
●夢野の持っていた偽のダイアモンドは、結局どう使うつもりだったのか?
●熊川が『ビクトリー』に行った際、どうして石峰は席を外したのか? 猫多は「熊川、夢野、石峰の3人で話せるように段取りをつける」と発言している。すごく不自然。
※ちなみに、偽のダイアモンドが登場した際に、熊川らは石峰と夢野の共犯関係を推測する。
※この作品をマンセーしている人は、このあたり正確に理解できているのだろうか?単に私がバカなだけか?


どうでもいいが、幻冬舎文庫の「解説」って要らないよね。

悪夢のドライブ (幻冬舎文庫)

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おすすめ平均
starsうまいこと映像化してほしい、と思わせる本でした
stars軽快なボケとつっこみの応酬
starsエレベータ、観覧車に比べると...
starsいや〜参った
stars雑なスピード感が一気に読ませます。

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悪夢のドライブ
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おすすめ平均
starsエンタメの星
starsエピローグはいらなかったかも。
stars個性的な登場人物によるドタバタ劇
starsコメディ仕立ての冒険活劇
starsこんな笑い、ドンデン返しを待ってました!

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