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木下半太『悪夢の観覧車』

木下半太の小説作品の2作目。
観覧車という密室を舞台に、身代金目的の誘拐事件を描く。
(人質は、観覧車の乗客である。観覧車には爆弾が仕掛けられているのだ)

本作では、中盤に犯人たちの過去が描かれ、動機や犯罪行為の概要がわかるものとなっていた。これは、この著者がお得意とする二転三転するストーリー展開につながるものだ。
軽いのでスラスラ読めるし、終盤にはどんでん返し的結末があるなど、つまらなくはない。
ただ、どうも全体的に素人臭さがある。
Aという出来事が「犯人たちの計画のうち」なのか「犯人にとって予想外の偶発的におこったこと」なのか、このあたり読者にわからないように一生懸命頑張りましたYO。「偶然と見せかけて、必然」という風に、プロットをこねくりまわして、うまくつじつまあわせをしましたYO、といった感じの著者の必死さが伝わってきてちょっと恥ずかしい。
必要以上にいろんな事象を結びつけなくてもよいと思うのだが。いくらなんでも不自然すぎる。
ある程度割り切って考えたとしても、陳腐な印象が残ってしまう。
まあアンフェアでなかったのは、評価できるが。
ライトな読者層には高評価されるだろうが、小説を読みなれている人からは細かい部分で厳しい意見が出ると思われる作品であった。

悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)
悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)
おすすめ平均
starsこれは面白い
starsドキハラあり、しんみりあり、贅沢三昧読書派に!
stars小説初心者の方に是非!
starsぐいぐい引き込まれる。
starsまじで面白い!

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