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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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鈴木麻純『蛟堂報復録』

現在、シリーズ計4冊も出ている作品ということで、それなりに期待していた。
まえがきで、報復屋の話と知り、さらに期待が高まった。

しかし、まったく面白くなかった。
読む続けるのが苦痛で、読了まで時間がかかった(時間を無駄にした)。
以下、面白くない理由を書く。

●ストーリーがまったく面白くない。これが致命的。
報復される人たちの悪事の描写に魅力がなく、リーダビリティに欠ける。さらに報復シーンとなる思念世界の描写も面白みがなく、盛り上がりに欠ける。
特に謎もなく、これといったアイデアも組み込まれていない。

●結局、ラノベである本作。
キャラ造詣(←つまらない)。多すぎるキャラとその相関図。ストーリーの造り。よくわからない戦いのシーン。加えて文章自体も、ラノベのそれである。ラノベの文法通りの作品というか、典型的なつまらないラノベのパターンを踏襲している。

●文章が読みづらい。
設定を含め京極夏彦の影響をモロに受けた文章が読みづらい。独特な文体であることはいいのだが、京極のそれとは違い、ぜんぜん頭に入ってこない文章。
例えていうと常に小骨が喉につかえるような文章で、とにかくテンポが悪い。なんども文を読み返さなくてはならず、ストレスがたまる。
視点が変わりすぎ、回想が多すぎる、会話の主体がわかりづらい、心情をカッコ書きしている点なども気になった。
表現力というか語彙をたくさん持った潜在的な力のある人だとは思う。しかし、もうちょっとなんとからならないものか?

我慢して読みきったが、続編を読みたいとは思えない作品。支持を得ているのが不思議である。

蛟堂報復録
蛟堂報復録 鈴木 麻純

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