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泡坂妻夫『花嫁のさけび』

中盤を過ぎるまでは凄く退屈だった。事件が後半にならないと起こらないのね……。
また設定とか、いろんなものに違和感だらけ。不自然すぎる。
たとえば、最初の結婚式のシーン。
例えていうなら、広末涼子とキャンドル・ジュンが海外で極秘に2人だけで結婚式をする。
その海外の飛行場に、芸能リポーターの梨本勝がたまたま居て、結婚式に参加、同じホテルに泊まる。
といった、ありえない設定がある。
2章も、結婚後、初めて新婦は新郎の家に行き義父に会う、とかさ……。
ないだろ、普通。
文章も、泡坂妻夫作品にしては、こなれておらず物語に没頭できない。

ということで読むのをやめようかと思いながらも、なんとか最後まで読んだ。
大きなネタバレになるのでぼかして書くが、本作には大きな仕掛けがある。
私が感じた違和感は、その影響であった(違うものもある)。

終盤だけ見れば、なかなかの良作とも感じとれる。
とはいえ、(事情通の)人物の出過ぎ、そして偶然が多すぎる。
前半の退屈っぷりも大きな欠点。もう少しなんとかならんかったのか(ロマンティック&ミステリアスで、『レベッカ』的な雰囲気が出てはいる)。
劇中劇の方が面白いとすら感じられたわけで…… 傑作になりそこねた作品だなあ~と思った。

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