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山口芳宏『蒼志馬博士の不可思議な犯罪』

短編連作集。
山口芳宏さんの「大冒険シリーズ」(東京創元社のサイトにこう書いてある)の一作。
商業出版の小説として一定の水準には達していることは間違いない。
『100人館の殺人』
に比べると全然良い。
特に序盤のほうは特に面白い。確かにリーダビリティがある。

しかし、なんだろう?途中から感じる物足りなさは……。
本作ではいろんな謎が提示されるが、どれも解決部分がちょっと大味な感がある。
次々に事件が起こってスピード感があるのはよいが、雑っぽく感じてしまう。
女性陣が何度も攫われたりするが、簡単に保護されるし。
解決部分で、探偵が「情報屋から情報を得ていた」というのも多すぎ。
謎の協力者や裏切りなんてのも多すぎ。
短編なのに、登場人物や組織が多すぎるのも、どうかと。
(「夜叉姫」などのキャラを出すのは賛否両論だろう)

まだミステリー作家として、卵の薄皮を破りきれてないという気がする(失礼なことを書いてますが)。期待しているので、次はよろしくお願いします。

ところで、本作は最初から文庫での刊行となった。四六上製版をやめたのは評価できる。ただ、300ページに満たない文庫で720円はちと高いかと。

※ちなみにこの記事、なぜかデータが消えてしまい、まるごと書き直す羽目になった。

蒼志馬博士の不可思議な犯罪 (創元推理文庫) 蒼志馬博士の不可思議な犯罪 (創元推理文庫)
山口 芳宏

東京創元社  2011-06-11
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