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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(2011年読了)ホラー・ファンタジー

梅原克文『心臓狩り③異形の領域』

本作が完結編。
まあ、面白いといえば面白いけど、途中からちょっと残念だったね。
2巻目の途中から最後まで、ほとんどバトルシーンばかり。
それだけの量を、読者に飽きさせないようにしている梅原さんの筆力は凄いとは思う。
敵の目的(というか本作の事件の目論見)みたいのも、曖昧な終わったし。
ラストシーンを含め、たまに入っているギャグは、ちょっと寒い。
長掌筋腱のアイディアとか、独自の進化論とか本当に素晴らしかったけど、もう少しアクションシーン以外で、楽しませて欲しかった。
でも、梅原さんの作品が読めて良かった。次作にも期待したい。
(多くの梅原ファンが同じことを思っているはず。楽しみにしてます。梅原さん!)

心臓狩り  (3)異形の領域 (角川ホラー文庫) 心臓狩り  (3)異形の領域 (角川ホラー文庫)
梅原 克文

角川書店(角川グループパブリッシング)  2011-07-23
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梅原克文『心臓狩り②シャーマンの一族』

まあ、面白いです。
どうでもいいが、「睾丸が縮み上がる」なんて表現がやたらと多くないか?

心臓狩り  (2)シャーマンの一族 (角川ホラー文庫) 心臓狩り  (2)シャーマンの一族 (角川ホラー文庫)
梅原 克文

角川書店(角川グループパブリッシング)  2011-06-23
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梅原克文『心臓狩り①移植された悪夢』

梅原克文さんの新作を読めただけで嬉しいよ、私は(約10年ぶりか)。
角川書店に感謝したい。

序盤、臓器移植でドナーの記憶がレシピエントに転移するという、といった展開で、なんだかありふれたネタだなあ~と思った。
しかーし、さすが梅原さん。一味違ったストーリー展開を見せてくれます。

心臓狩り _(1)移植された悪夢 (角川ホラー文庫) 心臓狩り _(1)移植された悪夢 (角川ホラー文庫)
梅原 克文

角川書店(角川グループパブリッシング)  2011-05-25
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恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』

やっぱいいね。この人の小説は無条件で好きだわ。
(失礼ながら)顔に似合わず、繊細で透明感のある物語はどれも素敵です。

竜が最後に帰る場所 竜が最後に帰る場所
恒川 光太郎

講談社  2010-09-17
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朱川湊人『オルゴォル』

この人の作品はどれも安定感があると。安心して読める。
ただ、本作は読者対象として子供を設定しているのか、家族だとか、原爆だとか、戦争だとか、やや説教臭い感あり。
夏休みの読書感想文の課題に取り上げるには、もってこいの作品じゃないでしょうか(W
もう間に合わねえか(W

そういや、小中学校の平和教育だとかで、原爆映画を見せられまくったなぁ。私には、まったく効果がなかったですが(W

オルゴォル オルゴォル
朱川 湊人

講談社  2010-10-08
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友成純一『狂鬼降臨』

2009年に刊行された、中・短篇集。
80年代90年代の発表された作品が多い。

エログロである。
どの話も、「性描写と惨殺のミックス」→「死ぬことのない体になる」みたいのばかり。
まあ、友成純一作品にストーリー性やオチを求めてはいないが。
(とはいえ、本作の短編は比較的マシなほうか?)

ちなみに、日野日出志の『恐怖!ブタの町』のようなエピソードがあった。
本作みたいなのも、マンガだといい感じになりそう。ただ、性描写があるからねえ。

狂鬼降臨 (ふしぎ文学館) 狂鬼降臨 (ふしぎ文学館)
友成 純一

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今邑彩『暗黒祭』

「蛇神シリーズ」の4作目(完結編)。
なんだかSFというか、変な方向にいっちゃいましたね。
生まれ変わりがどうのこうのってあたりから、嫌な予感はしたが……。
これはこれでアリなんだろうけど。
喜屋武蛍子が活躍しなかったのも残念。冒頭に宝生輝比古を登場させたなら、彼や火呂のその後もきちんと描いてほしかった。
シリーズ全体としては、十分楽しめた。
どうでもいいが、完結編にして「日登美」は「ヒトミ」と読むと知った。馬鹿だから「ヒドミ」だと思い込んでいた(W

暗黒祭 (角川ホラー文庫) 暗黒祭 (角川ホラー文庫)
今邑 彩

角川書店  2003-01
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今邑彩『双頭の蛇』

「蛇神シリーズ」の3作目。
過去2作は単品でも楽しめる内容だったが、本作は完全に「蛇神シリーズ」の一部分となっている。
前作『翼ある蛇』 以上に薀蓄というか、トンデモ理論の部分が多く、ちょっと退屈。何も事件も起こらないしね。それでも、後半部分は一気読みするくらいの面白さがあった。

今邑彩『翼ある蛇』

「蛇神シリーズ」の2作目。
ミステリーを読みなれた読者なら、ミスリードに気づけるはず。壮大なミスリードだけど。
にしても、薀蓄というか、トンデモ理論の部分が多いのにはびっくらこいた。
続編が出る前提っぽいが、中途半端感この上なし(「あとがき」にあるよう、大風呂敷広げすぎ)

翼ある蛇 (角川ホラー文庫) 翼ある蛇 (角川ホラー文庫)
今邑 彩

角川書店  2000-09
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今邑彩『蛇神』

「蛇神」シリーズの1作目。
そこそこ面白かった。序盤の凄惨な殺人事件にきちん意味付けされていたのは、評価できる。
ただ、同じく序盤の薀蓄部分はちょっといただけない気がした。一気に情報を出しすぎかと。
ところで、<初潮を迎えて一夜日女を務められなくなった>という話が出た時の人々の反応と、本人の涙はどう解釈すべきなのだろうか?

蛇神 (角川ホラー文庫) 蛇神 (角川ホラー文庫)
今邑 彩

角川書店  1999-08
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