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笹沢左保『炎の虚像(火の虚像・改題)』

これもなかなか大した作品だ。(以下、ややネタバレ)。
蓋然性の殺人を扱ったものっだが、その手法がテレビ番組での暗示という、遠隔操作という点が面白い。ラストのちょっとしたどんでん返しも、切なさを織り込んでいる分良い。主人公(探偵役)に、あえて恋人ができるストーリー展開に何の意味があるのか?と思ったら、そういとか!と。ただ、森本次長というキャラの怪しい動きに、一言説明が欲しかった(ある程度推測できるが)。

炎の虚像 (講談社文庫 さ 4-2) 炎の虚像 (講談社文庫 さ 4-2)
笹沢 左保

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