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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

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2024年3月

森村誠一『黒い神座』

普通に殺人事件を描いた作品かと思いきや、途中から粘っこい政治の権力闘争が描かれていた。
ペットやホモのうんちく話も登場するなど、なかなか読み応えのある作品だった。
ただ、それだけにラストの処理の適当さというか、雑な感じなのが残念だった。
(いきなり容疑者の一人が告白の手紙を送ってくるとか。ある人物は死んじゃうとか)

[ドラマ感想] 「煙霞 -Gold Rush-」

アマプラで最近見たWOWWOWドラマの中でも、特に素晴らしい出来だったので、記事にした。
本作は黒川博行の作品のドラマ化で、大阪・神戸を部隊にした金塊の争奪戦が描かれる。
全編を通じてキャラクターの関西弁を話しており、吉本芸人等も登場している。

というわけだが、本作の主役の森山未來と高畑充希が素晴らしい。
特に、ちょっとしたやり取りが本当に素晴らしい。セリフが造り物でなく、キャラが生き生きしている。
シナリオや監督の演技付けも良いのだろうが、本物の役者という感じである。
美しすぎる中村ゆりも最高である。

全体のプロットもそれなりに面白く、★5の作品だ。

WOWWOWドラマの中では、椎名桔平主演の『メガバンク 最終決戦』も★5の傑作である。

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西村京太郎『山手線五・八キロの証言』

表題作のほか、『裏磐梯殺人ルート』『鎮魂の表示板が走った』の中短編3本を収録。
まあ、ツッコミどころとかいろいろあるけど、どれも十分楽しめる無難な作品だった。

森村誠一『夜行列車』

事件が解決したかと思いきや、新たな局面が提示される、という森村小説の王道パータン。
また、とんでもない偶然の要素もあるが、「因縁」という言葉で説明されていた。

最近やったゲーム『ノーモア★ヒーローズ3』(XboxGamePass)

10分程度のプレイで、挫折(関西弁のボス戦でやめた)。

戦闘チュートリアルはあるが、操作がやや特殊で理解しづらい。変に凝ったデザインのUI、技の名前などにもついていけない。
チュートリアル戦闘でやる気がなくなるレベル。ボスはやたらと硬いし。
ストーリーとか世界観がぶっ飛んでいるというのはいいけどさ。

なお、本作の評判を調べたところ、「須田ゲー」’(須田さんというクリエイターの作品)として、一部ファンには親しまれてるそうだ。
須田さんがプロレスファンのようで、プロレスネタが多いそう。
商業的になりたって、3作目まで出てるのだから、大したものだ。

最近やったゲーム『Dead Island 2(デッドアイランド2)』(XboxGamePass)

ゴア表現の激しさからコンシュマー版が発売中止となった本作。
主人公はライアンでプレイ。ストーリークリアまでプレイ。
サブクエスト等はほとんど未プレイ。

『Dead Space(デッドスペース)』もそうだったけど、たいしてグロいと思わなかった。首チョンパや四肢欠損、内蔵ドバーとかあるけど、「作り物感」があるので、気持ち悪さや怖さはまったくない。

ストーリーは、「洋ゲーあるある」だけど、まったく頭に入ってこない。人名とか把握できないわ。
見せ方がわかりづらすぎる。理解しようという気もおきなかった。
ハリウッドのシナリオライターとか使えばいいのに、と思っちゃうね。

システム面も微妙にわかりづらい。
チュートリアルもあるけど、アイコンの説明ないし。
メニュー画面は情報がとっ散らかっていて、理解する気をなくすレベル。
マップ構成等も、わかりづらい。
とにかく、全体が掴みづらい。

戦闘は難しかった。ゴリ押しが効かないことも多く、ガードや回避を使いこなす必要がある。ただ、このタイミングが最後までよくわからなかった。何度もリトライはできるけどね。

正直、駄作だと思う。いろんな試みをしてるのはわかるけど、全体のまとめ方が下手すぎ。

[最近見たアニメ]『SPY×FAMILY シーズン2』感想

見始めて、あまりにもつまらなくて、ショックだった。
オープニングとエンディングもひどい。特にOPのアニメーションは受け付けない。
視聴をやめようかと思ったほど。
(ネットで見ると、同じ感想を抱いた人が多いようだ)

ただ、5話の豪華客船のエピソードからは面白くなったので、安心した。

原作の状況は知らないが、シーズン2は物語自体はまったく進展していない。
シーズン2前半のクオリティの低さなどを考えたとき、飽きられてオワコンになる前に、完結させて方が良い気がする。

森村誠一『誘鬼燈』

2つの事件が思わぬ交錯をするというもの。森村小説に多いパターン。
相変わらず、あり得ないレベルの偶然の要素があるのが残念だった。
(犯人が、とある国道のドライブイン経営者と知り合いだった、というところ)

森村誠一『捜査線上のアリア』

二転三転するスピーディーな展開、微妙にわかりづらい物理トリック、意外なところから真犯人につなげる仕掛けなどなど、典型的な森村ミステリーだな、と思って読んだ。
ただ、ラストのエピローグで驚いた。メタ構造を利用した、まさかのドンデン返し。
こういう作品も書いてたんだね。凄いわ。

森村誠一『死媒蝶』

あまりにも不自然すぎる偶然の要素が登場する。
「秋田から東京に出稼ぎに出て行方不明になった夫を探すため、その妻は東京に出、求人広告で見つけた高級クラブでホステスに。
 しばらくして、その高級クラブのオーナーの車に夫が乗っているのを、その妻が見かける」
こんなことってありえるか?
トリック的なことで偶然性が介在するのはありがと思うけど、流石にこれはないわ。

最近やったゲーム『ペルソナ3リロード』(XboxGamePass)

ゲームクリアまでプレイ(約100時間)。
素晴らしいエンターテインメント作品だった。
普通に「神ゲー」だね。
とにかく全体のクオリティが圧倒的に高いが、本作では声優さんの演技が本当に凄いと思った。

かなりボリュームがあり、終盤はダレ気味になる。タルタロスや戦闘そのものが単調という欠点はある。
攻略情報を見て相当慎重にプレイしないと、(1周目で)コミュ制覇ができない、といった悩ましい問題もある。
(私は、2つのコミュをMAXにできなかった。慎重にやれば1周でトロコンできる模様)
そして、完全版商法問題もある。

ただ、こうした残念な点があっても、十分に素晴らしい作品だ。
原作自体もきっと良いのだろうが、このリメイク版は便利にプレイできる部分も多数あり、とても良かった。
ペルソナシリーズをプレイしてない人は、凄い損してると思う。


深木章子『欺瞞の殺意』

作品の試みとしては面白いけど、扱ってる事件自体が面白くないのが残念。

[訃報]鳥山明先生死去

突然のことにびっくりしました。
まだ68歳。
ドラゴンボール、ドラクエ……
多くの人に影響を与えたことは間違いない偉大な漫画家。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

森村誠一『新・人間の証明』

う~ん、ミステリーとしては期待はずれ。
『人間の証明』には大幅に劣る。
731部隊の話がメインとなっており、多くの人に逢って過去の足跡を辿るだけのものとなっている。
結局、『新版 悪魔の飽食 日本細菌戦部隊の恐怖の実像』の復讐をしている気分になった。
まあ、一応、謎解きはあるけどね。
そうそう、登場人物が多すぎてつらかった。

森村誠一『影の分岐』

短編6編を収録。どの作品も一定の水準に達しており、十分楽しめる。

森村誠一『新幹線殺人事件』

タイトルからしてトラベルミステリーかと思いきや、芸能界(プロ)の暗部を描いた作品であった。
新幹線での殺人も描かれており、この謎解きはシンプルながらも面白く、納得感を感じられた。
大きな偶然の要素はあるが、二転三転する内容になっており、なかなか楽しめた。
傑作といえるのではないだろうか。

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