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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(は行)深水黎一郎

深水黎一郎『倒叙の四季 破られたトリック』

4つの短編からなる連作。連作なのに、最後に「エピローグ」がある。
4つの短編を読み進めていくと、著者がエピローグで何をやろうとしているか、何が書かれているかが、ある程度想像できるはず。
だいたい想像通りだった。
倒叙の四季 破られたトリック (講談社ノベルス) 倒叙の四季 破られたトリック (講談社ノベルス)
深水 黎一郎

講談社  2016-04-07
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深水黎一郎『大癋見警部の事件簿』

ミステリーファンのための、ユーモアミステリーであるのだが、いまいち。これは光文社が悪い。そういうことにしておこう。

大癋見(おおべしみ)警部の事件簿 大癋見(おおべしみ)警部の事件簿
深水 黎一郎

光文社  2014-09-18
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深水黎一郎『美人薄命』

ミステリーであり、恋愛小説であり、一人の若者の成長の物語でもある。
主人公の心理描写がユーモアに溢れており、結構笑える。
(P77のボロアパートの外廊下の障害物(三輪車、洗濯機、古新聞、傘)を、ユーチューブで見たマラドーナのステップのように軽快に躱した、という箇所とか)
また、深水さんの歴史観というか愛国感みたいなものを、決して鼻につくことなく、うまくエンタメに落とし込んでいる。ホント、いろいろ書ける人ですな。

以下、気になった点。
・鶴の「赤メガネが若い子が好き」という忠告は何だったのか?
・雨が上がった夜に来い、と言っていた件って?
・P206で宝くじのことに対して疑念を抱いているのだが…。
・沙織ちゃんの存在意義がよくわからない。
読み落とし&読解力不足の可能性あり。

美人薄命 美人薄命
深水 黎一郎

双葉社  2013-03-20
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深水黎一郎『言霊たちの夜』

「聞き間違い」などをモチーフにした馬鹿小説。結構面白かった。
こんな才能もあるんですねえ。深水さんの新しい一面というか、物書きとしての能力の高さ、可能性を感じさせる一品。
書名は短編(連作集)として、なかなかいいタイトル。編集者グッジョブ!

言霊たちの夜 言霊たちの夜
深水 黎一郎

講談社  2012-05-24
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↑装丁もなかなか凝っている。青い部分が文字(キーワード)になっている。

深水黎一郎『人間の尊厳と八〇〇メートル』

Twitterでの「フジ韓流」批判が、メディア取り上げられ、一気に知名度を高めた深水さんの短篇集。
まあ、そこそこだった。

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深水 黎一郎

東京創元社  2011-09-29
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深水黎一郎『ジークフリートの剣』

最近、集中力がないというか、飽きっぽくなっている……というのもあるけど、この本挫折しかけた。
あまり面白くない。せっかくハードカバーで出してもこれじゃあ話題にもならんぞ。
***
深水さんの西洋芸術への通暁っぷりというのは、本作でも十分に発揮されている。
本作はオペラ(ワーグナー)がテーマ。
ただ、私はオペラ好きではあるが、ちょっと専門的な話が多くて辛かった。
劇中で解説が入るとはいえ、『ニーベルングの指環』の筋自体を知らないとついて行けない読者もいるのでは?
ラストもそれほど意外性はあるとはいえなかった(タイトルの意味がはっきりする形にはなったけど)。
とにかくミステリー的な要素が少なすぎる。これはこういう位置づけの作品かも知れないが……。
プロット自体を見直すというか、短編小説として再構築したほうが良いのではないだろうか?と私は思う(売るためにはね)。

ジークフリートの剣 ジークフリートの剣
深水 黎一郎

講談社  2010-09-30
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深水黎一郎『五声のリチェルカーレ』

講談社から刊行された既刊4作とは、大きく作風を変えてきたのがこれ。
「本格」ではなく、(社会派というか)今風な少年犯罪モノであった。
既刊と同様に、芸術(本作では音楽)を絡めてきている点は、深水黎一郎らしいところである。

感想。
ガッカリな出来であった。
昆虫好きの少年が、殺人を犯すまでが描かれているわけだが、結局のところ「だから何」的な気持ちにさせられるだけ。
少年が不良化していく様や、昆虫(擬態)に関する蘊蓄、少年法に関する議論は良かった。
(大人の刑罰を軽減するというアプローチでなく、まったく別の考え方で少年法を考えるべきという提言には賛同)
しかし、回想が混ぜられた構成がわかりづらいし(アレのせいだが)、メインプロット自体が面白くない。
そもそも音楽の薀蓄話がさっぱりわからなかった。相当丁寧に書いているのだろうが、「内声」などの音楽用語を知らない人にとっては無理。
もしかしたら、どこかに「本格」な仕掛けが用意されているのでは?と期待していたが、それもなし。
※正確にはある。強烈なのがある。ネタバレになるので詳細は省くが、アレがアレであってもあまり面白いと思えない。どちらともとれるし。理解した上で読んでも、あまり面白くない。
非常に中途半端で、残念な作品となってしまった。

せっかくの新しい版元での仕事なのに、本当に残念。
東京創元社の編集担当者にも問題あるのではないだろうか?

ちなみに、「シンリガクの実験」という短編も併録されているが、これもいまいち。

芸術全般に造詣のある力のある作家だと思うので、次作に期待したい。

※考察サイトなどを見ると、本作が相当練りこまれて作られてということがわかる。しかし、それでも、やっぱりいまいちなんだよなあ~。結局、どっちともとれるというのがファイナルアンサーだと思う。
読んだ直後に???で、読み返して「うぉー!! そういうことか!」というような感動が味わえないよ。そもそも、気づかないままの人も多いと思う。ストーリー的な問題なのかなあ。

五声のリチェルカーレ (創元推理文庫)
五声のリチェルカーレ (創元推理文庫) 深水 黎一郎

東京創元社 2010-01-30
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おすすめ平均 star
star“擬態”というモチーフと“リチェルカーレ”という構成

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深水黎一郎『花窗玻璃 シャガールの黙示』

(こんな言い方をしたら身も蓋も無いけど)全編に施された装飾が無駄というか、こんなの短編でいいじゃねーの、なんて思いながら読み進めた。ストーリーがシンプルというか、あまり動かないしね。

なんだけど、終盤になり、あっと驚くことが!(よくわからない部分あったので、ネットでネタバレの解説を見てしまったけど)
なかなか凄いと思った。完全に本格ミステリマニア向けの作品だけど。

どうでもいいが、実在する芸術作品や建物が出てくる本は、ネットで写真などを見ながら読むべしですな。

花窗玻璃 シャガールの黙示 (講談社ノベルス)
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講談社 2009-09-08
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