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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(か行)北山猛邦

北山猛邦『密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿』

表題作ほか、全5編を収録。
北山さんらしい物理トリックは、本作でも健在(それほど大掛かりではないけど)。

ただ、作品の出来としてはどれも今ひとつ。
「解説図」を見ないと、何を言ってるまったくわからないものがある。
複雑な物理トリックは、文章で説明するのは難しいとは思うけど。

(以下、ネタバレ気味)
「停電から夜明けまで」だけど、音野順はボソッとではあるが発言するシーンあるよね。
まあ、それに誰も気付かなかったということなんだろうが、う~む。

密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
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北山猛邦『踊るジョーカー―名探偵 音野順の事件簿』

表題作を含む短編5編を収録。
推理小説家と引きこもり(名探偵)の活躍を描いている。
ま、いかにも雑誌連載の短編という感じ。

ところで、本作はカバーなどに片山若子というイラストレーターのイラストを使用している。
キャラのタッチが個性的で、なかなか素敵なイラストだと思う。
ただ、この人の書く人物画はどれも似ている。それ故、同じ北山作品の『少年検閲官』と同シリーズなのでは?という誤解を招く。
このあたり、いかがなものだろうか?

ちなみに、片山さんのイラストは、星新一作品の角川文庫の装丁などにも使われてる。http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA?%B3%BC%E3%BB%D2

■片山さんのサイト→http://www.sibukawakuri.com/

踊るジョーカー―名探偵 音野順の事件簿
踊るジョーカー―名探偵 音野順の事件簿 北山 猛邦

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北山猛邦『少年検閲官』

北山猛邦の作品というと、大掛かりな物理トリックや巧妙な叙述トリックという印象が第一に来るが、作品ごとに異なる魅惑的な世界観も忘れてはならない。
本作の世界観は、ファンタジー色の強いものだった。語り手が幼い少年ということが、その雰囲気を強めている。
ただ、ファンタジーといっても、21世紀の日本のある町が舞台である。
しかし、その世界には「書物」がなく、そして海面上昇により大地が失われつつあるといった点が異なる。パラレルな世界を描いたものといえる。

「幻想的な謎を提示→意外性のある答えを、探偵が知識と論理で導き出す」といった、島田荘司のいう本格の定義通りの作品で、なかなか楽しむことができた。

オススメできる1冊といえる。

少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)
少年検閲官 (ミステリ・フロンティア) 北山 猛邦

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stars乱歩イズムの継承者
starsここではない世界のミステリー
stars独特な世界観。
stars続きが読みたい一冊

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ミステリの「ガジェット」の話は、RPGっぽかったね。

北山猛邦『『ギロチン城』殺人事件』

本作の物理トリックは、いろんな意味でどうなのよ?という感じ。悪くないけどね。

真犯人の正体に関する描写はポカーン?
黄金の羊毛亭」さんのネタバレ感想を読み納得できた。
確かに嘘は書いてないが、フェアといえるのかどうか? 
凄いテクニックだとは思うけど。

人物描写を破棄したところは逆に好感が持てた。名前が数詞なのは笑った。

なお、これから北山作品を読もうという人は、なるべく文庫版で読むことを推奨したい。ノベルズ版からかなり加筆・修正されているためである。

ところで、本作は図書館で借りたのだが、その本に数多くの鉛筆書きがされていた。直接ネタを割るようなものではなかったが、いろいろ邪推しながら読むことになった。
『アリス・ミラー城』殺人事件でも同じことがあった。両方とも同区の図書館のものなので、同じ輩の仕業だろう。許せないね。

『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫) 『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)
北山 猛邦

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北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件

図書館で借りたのですが、本作の最大のネタを割るような鉛筆書きがされていました。最悪です。
具体的に犯人の名前が書いてあるとかそういうのではないのですが、ポイントとなることです。
(そのためその部分に意識が傾いてしまったこともあり、)いろいろ違和感を感じながら読むこととなりました。
その違和感の正体こそが本作のネタであったのですが、読了まで違和感は違和感のままで、ネタの正体に気づけませんでした。
※本作を読んでない人には、まったく意味不明な感想となっております。

北山猛邦というと、どうしても物理トリックだけに目がいきますが、そうではありませんでした。犯人に関する描写、言及が少なすぎるのが、納得しがたい部分ですが。

なお、「黄金の羊毛亭」さんの「ミステリ&SF感想vol.143」
http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/book/r143.html
のネタバレ感想に詳細解説があります。すごいです。
(ノベルズ版で読んだのは、失敗だったなあ)

『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫) 北山 猛邦

おすすめ平均
stars2回読む楽しみ
stars隠れた名作
starsこんな…
starsアンフェアの見本。金返せ。

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図書館本に落書きをしたり、汚したり、折り曲げたりする奴は、ホント最悪ですね。

北山猛邦『『瑠璃城』殺人事件』

200ページ足らずなのに読了まで10日近くかかってしまった。

ダラダラとゲーム(FFCC)をプレイしていたせいもあるが、つまらない&わからないで、とにかくページを繰るスピードが上がらなかった。

トリックは悪くないし、作者がやりたいことはわかるけど、作品として面白くない。
途中からいやいや読んだ。結局よくわからないままの部分もあるが、どうでもいいやという感じ。

いろんなことをやろうとして失敗した典型例といえる。
この作者の作品は、もう少し追いかけてみようと思うけど。

↓よく文庫を出したな、講談社。

『瑠璃城』殺人事件 (講談社文庫)
『瑠璃城』殺人事件 (講談社文庫) 北山 猛邦


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北山猛邦『『クロック城』殺人事件』

第24回メフィスト賞受賞作。

これはアタリかな?
世紀末、世界が滅ぶ間近という荒廃した世界観。
そして、霊のようなものを退治できる異能を持つ探偵(女だと思いこんでいた)。
一見SFっぽいが、タイトルから推測できるように、いわゆる「屋敷もの」の本格だ。

ただ、このSF的設定が、結局雰囲気作りだけで、あまり意味を持たないのね。
まあ、いいけど。
あと、大掛かりな物理的トリックが提示されるけど、これある程度わかっちゃうね。
このトリックについては、「窓」の描写が曖昧なのがちょっと気になった。私が読み流しただけかもしれないが。なんとなく全体が荒っぽい。

全体として、それほどいいわけではないけど、十分にこの作家の他の作品を読んでみたいと思わせるレベルだ。
メフィスト賞受賞は当然であっただろう。

「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1)
「クロック城」殺人事件 (講談社文庫 き 53-1) 北山 猛邦

おすすめ平均
stars適性が違うような
stars粗製乱造
starsデビュー作。だけど、秀作。
stars子供の背伸び
starsすばらしいの一言

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