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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(ま行)三津田信三

三津田信三『首無の如き祟るもの』

刀城言耶シリーズ第3弾。

だめだ。合わない。

この人の本、小説として全然面白くないんだよね。
これまで5冊読んだけど、もう見限ることにする。

本作では、設定なども丁寧に描かれているし、トリック・仕掛けも熟考されている。
凄いと思う。
なんだけどねえ~。
結局、このシリーズって、

「特殊な風習&複雑な家系の旧家」+「怪異だらけ謎だらけの連続殺人」の記録→トリック提示


に終始してるんだよね。
小説として物語の筋を追う楽しさがない、キャラクターの魅力もない。
妖怪っぽいものが出てくる連続殺人が淡々と描かれてるだけ。
登場人物が多すぎるし、読みにくい。
本作の解答編は読むのが苦痛なほど。わけわからん。さすがに無理あるし。「理解しようという気力」が起きない(W
土着的なホラーとしてもいまいち面白みに欠ける。
別に「人間が書けて」なくてもよい。だけど、せめて読者の気持ちを考えて書いてほしいね。小説が下手だよ。
この1週間の時間と労力返せ!

世間的には高く評価されているようだが、まったく理解に苦しむ。
トリックだけは凄いので、一部の本格ミステリー原理主義者に支持されているだけか?
表紙のイラスト&デザインに騙されているだけか?

不快な気分になった1冊であった。

首無の如き祟るもの (講談社文庫) 首無の如き祟るもの (講談社文庫)
三津田 信三

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三津田 信三

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三津田信三『十三の呪 死相学探偵1』

「死(相)」が見える探偵・弦矢俊一郎を主人公にした「死相学探偵シリーズ」の第一弾。角川ホラー文庫からの発売。

「死(相)」が見えるというアイデア自体は悪くはない。
とはいえ、ややありきたりな感じがするのも事実。刊行されたのは2008年だから、すでに同様のアイデアを盛り込んだ作品はいくつもある。

刀城言耶シリーズと同様に、まどろっこしい部分多し。
状況(設定)説明→事件→捜査……という流れが淡々と続く。
こういったことのせいか、今ひとつ面白くないというか、リーダビリティに欠ける。

「呪い」という超常的現象が出るものの、最終的にはミステリー的な解決を迎える。
ただ、真犯人の正体なども今ひとつ。
タイトルにもなっている「十三の呪」については、バカミスと割り切れば面白く思えるかも知れない。

探偵の弦矢俊一郎が、死(相)を見るため、依頼人の若い女性を全裸にするシーンだけが、印象に残った。

十三の呪 死相学探偵1 (角川ホラー文庫)
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star次回作に期待!
star主人公が…
star「死」が見える探偵

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三津田信三『凶鳥の如き忌むもの』

「刀城言耶シリーズ」の第2作。
前半は読むのが苦行。後半はそこそこ面白い。
よく考えられているとは思う。ラストのアレは余分だが。

というわけだが、なぜ前半(事件発生まで)が苦行かというと、
わからない、読みづらい、つまらないからだ。
まず、伝承や民俗学のうんちく話が多い。
これらが、わかりづらいのはまあ良しとしよう。
問題は、地形、位置(空間)関係の描写(説明)である。
前作『厭魅の如き憑くもの』もそうだったが、本作では著者が何を言っているのかが全く理解できない。
事件の舞台(設定)をイメージできる人がどのくらいいるのだろうか?と思う。

編集者は理解できたのだろうか?
読者の視点ではどうかと、考えなかったのだろうか?
もし、理解しがたいだろうと判断したなら、どうしてリライトをさせたり、見取り図などをつける工夫をしないのか?
※見取り図を作ろうと、編集部が外部のイラストレーターに依頼→イラストレーター、白旗あげる、なんてこともあったのかも知れない。

もしかしたら雰囲気づくりのため、わざとやってるのかも知れない。
「わかりづらい」→「難解」→「かっこいい」なんて勘違いしているのかも知れない。
いまどきこういうのは損するだけだと思うけどね。

きっと私がバカで読解力、想像力がないのだろう。
だけど、三津田の文章力、表現力にも問題があると思う。

これは難解なのではなく、単なる悪文だ。

あと、地名、人名は徹底的にルビを振ってほしかった(→講談社ノベルス)

↓講談社ノベルス版は、装丁がひどい。

凶鳥の如き忌むもの (講談社ノベルス)
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stars《刀城言耶》シリーズの第二長編
stars「刀城言耶」のブランディングが分からない
starsラストに納得できない(ネタばれです、注意!)
stars直球勝負の不可能犯罪
stars理が勝ち過ぎている気が...

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↓原書房版は、装丁がかっこいい。村田修さんの絵は大正解だったね。ちなみに、こちらは書き下ろし短編付きらしい。

凶鳥の如き忌むもの (ミステリー・リーグ)
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おすすめ平均
starsこちらも《人間消失》――書き下ろし短編「天魔の如き跳ぶもの」
starsまさしく、コレクターズアイテム☆

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三津田信三『厭魅の如き憑くもの』

「刀城言耶シリーズ」の第1作。
三津田信三の作品は、以前『ホラー作家の棲む家 』(デビュー作)を読もうとしたことがある。しかし、あまり面白くなくて途中で挫折してしまった。
そのためずっと三津田作品は避けていた。が、この「刀城言耶シリーズ」が大ヒット、大化けしたということで、かなり気になっていた。
「刀城言耶シリーズ」は、三津田信三がこれまでの積み重ねを全力で投入、民俗学の薀蓄などがこれでもかというほど書き込まれた大作、力作である。
今回、文庫版で読んだが、装丁デザイン(および装丁画)が非常によい。また本扉、目次も丁寧なデザインが施されており、購買意欲を起こさせるものとなっていた。

*****
本作は、人間関係および位置関係(地理描写)が非常に複雑である。
巻頭などに、系図(人物相関図)、舞台マップ、家屋見取り図が入っているものの、かなりわかりづらい。
これは、作品の世界観のために意図的になされたものだろう(本作の最大のネタに関わることでもある)。
ただ、読んでいる途中この難解さは、著者の筆力に問題があるのか、単に読者の読解力不足が原因か区別が付かず、読者に「理解の放棄」をさせてしまうことになる。
こういった点が非常にビミョウに感じた。

*****
あと、プロット自体がそれほど面白くない。キャラもいまいち。
また、密室のようなものが登場していても、その設定が甘く抜け道が多数あるように感じたのも残念である。
真相自体もそれほど驚くようなものではなかった。

*****
大作・力作だと思うが、完成度という点では今ひとつな印象は拭えない。
ただ、編集者や読者に「刀城言耶シリーズ」を続けて読んでみたいと思わせるには、十分なクオリティがある作品であることには間違いない。

厭魅(まじもの)の如き憑くもの (講談社文庫)
厭魅(まじもの)の如き憑くもの (講談社文庫)
おすすめ平均
stars綿密な民俗学的調査の下、独自の世界を築きあげた魅惑的作品
stars騙りの妙と多重解決の魅力
stars地図が入りました
starsSAN値がゼロに

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厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)
厭魅の如き憑くもの (ミステリー・リーグ)
おすすめ平均
stars《刀城言耶》シリーズの第一作
stars読みづらさも怖さのうちか
starsまとわり付く視線
stars民族学とホラーと本格の巧みな融合
stars「蛇」シリーズ?

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