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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(な行)中町信

中町信『三幕の殺意』

中町信氏の遺作である。
タイトルは、2000年代の東京創元社から刊行された作品群と似たものとなっているが、これはおそらく編集者がつけたのだろう。もともとは、『湖畔に死す』というタイトルだった中編を、大幅に加筆・改稿し、長編化したものである。
カッコいいタイトルであるが、正直内容に合ってない。『湖畔に死す』の方が良かった気がする。

さて、内容だが、ある人物に殺意を持つ複数名が、偶然にも、雪に閉ざされた山荘に集まり、そこで殺人事件が起こるというもの。序盤は、登場人物が多すぎて、ちょっと読みにくかった。
そういうこともあり、途中まで駄作だなあ~と思いながら読んでいたが、終盤の複数の伏線回収や第二の事件の収束の仕方などは、さすが。
いささかネタバレ気味だが、中町信お得意の「叙述トリック」というようなものは、本作にはなく、いささか肩透かしを食らった。

三幕の殺意 (創元推理文庫) 三幕の殺意 (創元推理文庫)
中町 信

東京創元社  2012-05-30
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中町信『高校野球殺人事件』

「中町信節」とでもいおうか、文体、プロット、人物名などが、独特ものを感じる。
叙述トリックの名手であるが、本作でも、ラストにガツン!と来る。
なお、本書は、『追憶の殺意』と改題された、創元推理文庫が刊行されている。

高校野球殺人事件 (徳間文庫) 高校野球殺人事件 (徳間文庫)
中町 信

徳間書店  1989-02
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追憶の殺意 (創元推理文庫) 追憶の殺意 (創元推理文庫)
中町 信

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中町信『死者の贈物』

終盤ちょっと強引な感もあるけど、一捻り二捻りと「中町ミステリー」らしさがある一作だった。

死者の贈物 (講談社ノベルス) 死者の贈物 (講談社ノベルス)
中町 信

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中町信『十和田湖殺人事件』

中町信らしい複雑で練られた小説だとは思う。ただ、あっと驚くほどの展開のものではなかった。
ちょっと作家だの編集者だのの人物が多すぎてわかりづらかったのは☓。
ただもっと評価されてもよい作家のような気がする。本作もただのトラベルミステリーみたいなタイトルなので、損してるよね。

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中町 信

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中町信『散歩する死者』 (『天啓の殺意』)

中町信『散歩する死者』
終盤までなかなか面白く読める。
が、どんでん返しにつぐどんでん返し。そして、メタ構造(劇中劇のアレ)でよくわからなくなる。小説として成立しているのか、わからん。
少し考えただけで混乱する。誰かに解説してもらいたい。

散歩する死者 (徳間文庫) 散歩する死者 (徳間文庫)
中町 信

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書名を変更した、本作の改訂版。こちらで読めばよかった。

天啓の殺意 (創元推理文庫) 天啓の殺意 (創元推理文庫)
中町 信

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中町信『錯誤のブレーキ』

2000年刊行という比較的新しい作品。
著者の他の作品と共通した人物が多数登場している模様。
というわけだが、やたらと自動車教習所関係と出版関係者が多いなど、設定が不自然過ぎ。
まあ、よく考えて作られていると思うが、ちょっと厳ししね。
「古畑任三郎」ネタなどが出てくるが、ちょっとお寒い。著者の年齢を感じさせる。

錯誤のブレーキ (講談社ノベルス) 錯誤のブレーキ (講談社ノベルス)
中町 信

講談社  2000-06
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中町信『自動車教習所殺人事件』

なんだか、素人くささが漂う一作であった。

まず、タイトル。いくら30年前の作品とはいえ、これはないだろ!と。
あと、『奥只見温泉郷殺人事件』もそうだったけど、登場人物を出しすぎ。
教習所という非常に限定された舞台で、偶然の出会いが多すぎるのも……。
(しかも、「過去に性的関係があった男女が出会う」というパターン多すぎ)

警察の捜査もどうなのよ?と思う箇所も結構ある。
検視で死因が「ひき逃げ」というのを見逃すか?
被害者の家の電話を勝手に使うか?とかね。
(昔はそうだったのかもしれない)

それでも、密室、ダイアグラムを使ったアリバイ解明などなど、いろんなアイデアがふんだんに盛り込まれている。このあたりの意気込みは評価したいと思う。
※密室のトリックは、行き当たりばったりで、無理を感じるが。

自動車教習所殺人事件 (徳間文庫)
自動車教習所殺人事件 (徳間文庫)
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中町信『模倣の殺意』

核弾頭級の衝撃のある叙述トリックだった。
中盤まで突っ込みどころはあるが、そこそこ面白な、と思って読み進めた。
終盤の解答編で、まさかまさかの展開です。

わけがわからなくなった。頭の中整理つかんよ。
天文学的とはいわないけど、ものすごい偶然に左右されるし。

こういう叙述トリックは本作が最初とされる。最初にこういうのを出したのは素直に凄いとは思うね。
バカミスな部分もあるけど、本格ミステリを語る上で重要な作品といえるのかもしれない。

模倣の殺意 (創元推理文庫)
模倣の殺意 (創元推理文庫)
おすすめ平均
stars中町叙述ミステリーの傑作
stars新人賞
stars新鮮な驚き
starsユージュアル―が好きな方
stars現在でもあまり違和感のないミステリー

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中町信『奥只見温泉郷殺人事件』

真相が明らかになることでまったく別の構図が浮き上がる様、また「ないものをある」ように見せかけるトリックも、悪くない。
比較的読み易すいのも良い。

しかし、最初から登場人物を出しすぎで訳わからん。しかも無個性。
偶然の出会いが多すぎる。
アリバイなどの説明も、かなり雑。
(読む易いとは書いたが)文章があまり巧くないので、たまに?となることも。
中町信は昨年亡くなったとのことだが、本作を読む限りはアマチュアレベルな感じが……。

奥只見温泉郷殺人事件 (徳間文庫)
奥只見温泉郷殺人事件 (徳間文庫)
徳間書店 1991-06
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