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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(2007年読了)ノンフィクション※新書は別カテゴリー(以下参照)

田中幾太郎『本日より「時間外・退職金」なし―日本マクドナルドに見るサラリーマン社会の崩壊』

アメリカ型経営、アメリカ型人事制度改革を批判したもの。
この数年で日本型企業からアメリカ型企業に変化した日本マクドナルド。
日本マクドナルドは、創業者の藤田田氏健在の時代は「大家族主義」ともいうべき労働者に優しい、いい意味で日本型企業の代表格であった(その裏で、藤田商店=藤田一族がボロ儲けしている)。しかし、米本社との契約更改、そして藤田氏の死去により経営方針が大きく変わった。いわゆるアメリカ型の経営スタイルにだ。
その変化の過程で、マクドナルドの中で何が起こったのか?そして今何が起こっているのか?
それらが綿密な取材によってまめられている。
おなじみの100円マック、クーポン券などがどういう意味を持つものなのか?日頃マックを使っていて伺い知ることのできない内情がつぶさに描かれている。

本書の半分ほどが、日本マクドナルドについて描かれているが、これはいち早くアメリカ型に変化した企業の例としてだ。
本書は、今後日本企業にも導入されるであろうホワイトカラーエグゼプション、退職金制度の見直しなどへの危機感を煽ることに意味がある。

ホワイトカラーエグゼプションや成果主義の導入に関連する意見は人によって捉え方が変わる。極端な表現だが、「金の亡者極悪クソ経営者によるさらなる労働者酷使」と捉える人、「無能負け組キチガイアカサヨ労組の喚き」と捉える人、その人次第だろう。
本書などのメディアを含め、基本的には自民党や経団連に対して批判的立場を取る人が多いだろう。

ところで、こういったテーマを語るとき、メディアに取り上げられるのはたいがい一部の大企業だ。このマクドナルドがいい例である。それは方法論上仕方のないことだと思う(マクドナルドの店長クラスの月給31万。成果給は売り上げによるため繁華街の店舗が有利となのでほとんど運、という情報を知らされたら、気の毒なだとは思う)。
ただ、世の中の企業大半は中小企業だ。そんな中小企業のほとんどは、残業代なんて最初から出ていない。サービス残業当たり前、100時間なんてすぐ越える(残業代出る会社でも中間管理職には通常出ない)。休みなんて月に数日。ボーナス支給ゼロという会社もある。労基法なんて完全無視の世界だ。まあ、そうでないと経営が成り立たないわけだが……。
※ホワイトカラーエグゼプション導入に対する中小企業経営者の意見は、ややこしくなるので頭から排除している。

なお、日本マクドナルドを訴えた高野氏が起こした訴訟の判決は2008年1月だそうだ。

※2008/01/28追記。判決が出ました。東京地裁は、店長は管理職に当たらないとして、残業代支払い命令を出しました。大変なことになりそうです(WWW

本日より「時間外・退職金」なし―日本マクドナルドに見るサラリーマン社会の崩壊 (Kobunsha Paperbacks 101)
本日より「時間外・退職金」なし―日本マクドナルドに見るサラリーマン社会の崩壊 (Kobunsha Paperbacks 101) 田中 幾太郎

おすすめ平均
stars構造に震える
starsスマイル0円、ついでに残業代、退職金も0円…。
starsマクドナルドは炭坑のカナリヤ?
stars人が使い捨てになる時代。。。
stars今日、マックでチキンフィレオを食べながら読みました。

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桜井裕子『性教育の暴走-セックス奨励教育の実像』

どこかの新聞社サイトの書評ページで紹介されていたので、興味本位で読んでみた(W
※たぶん産経(W

ニュース報道などでご存じだと思うが、最近の性教育はかなりすごいことなっている。
本書でも、小学生向けという図書がいくつか紹介されている。露骨な図解付きでかなり強烈だ。またそれとともに、一部の教師の暴走っぷりを紹介している。呆れるものも多い。
とにかく、現代の性教育の実情をかなり細かく紹介している。

しかし、本書の真の狙いは、行き過ぎた性教育を批判することではない。
性教育や男女共同参画や人権といった糖衣に包まれたフェミニズム、左翼思想を批判する点にある。具体的には「性教協」などの団体を批判することが中心となっている。

このブログでは、政治、思想、宗教等については、中立というか客観的な姿勢を貫くつもりだ。だから、あまり突っ込んだことは書くつもりはない。ただ、この本はかなり不愉快であった。
バリバリの右派が、左派を叩くのはよいが、ちょっと揚げ足取り(日本語が正確ではないが)というか、いちゃもんつけのように感じた。
たとえば、「エイズ予防にコンドームを使いなさい」といった指導法に対して、この著者は激しく批判をする。「ウイルスはゴムの繊維より小さいので、コンドームではだめだ。コンドームが病気の予防なんてチャンチャラおかしい。コンドームを使いなさい!という指導方法は、コンドームさえ使えば、中学生も高校生もセックスしまくっていいと言ってるみたいなもんだ。それじゃあだめだ!とにかく貞節を守り、余計なセックスはするな」といった感じの文章が書いてあるのだ。
左派による(行き過ぎた)性教育信仰もどうかと思うが、この著者の左派に対するいちゃもんつけもどうかと思う。

また前述したように、本書では過激な性教育の現場が多数紹介されており、多くが唖然とさせられるものだ。しかし、中にはこの程度の性教育はいいのではないか?思うものもある。Webにこれだけセックスの情報が氾濫している時代に、そこまで過敏になる必要があるのか?と思う。

性教育が左派叩きのツールにされただけの本である。

ちなみに、私個人としては、性教育は受けた記憶はない。そのかわり、日教組が強い土地の学校に通っていたため、平和教育が非常に多かった。うんざりであった。

なお、本書には男女の「局部」の写真が掲載されたページがある。ただし、病気のだ。大きな精神的ダメージを食らうことになるので、注意されたし。

※(単に私が無知なだけかも知れないが)「フェミニスト=性教育推進派」という構図がよくわからなかった。ジェンダーフリーというなら、より性差を意識させる性教育は避けたがるのでは?と思ったわけだ。
というわけで、いろいろ調べていたら、
日本女性学会のWebサイトに『Q&A-男女共同参画をめぐる現在の論点』というのがあった。これを読む限り、女性の自己決定権(妊娠や出産)を実現するために、性教育を普及させるという考え方、に基づいているようだ。

※追記。こんな記事がありました。
『女性も立って用を足す究極の”男女平等”とは
http://courrier.hitomedia.jp/contents/2007/12/post_230.html

性教育の暴走
性教育の暴走 桜井 裕子

おすすめ平均
starsフェミによる陰謀への注意喚起

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多根清史『プレステ3はなぜ失敗したのか?』

一部で話題の書。

内容的にも、原稿の出来的にも、想像通りのものだった。←悪い意味ね。

文章読みづらいというか、わかりづらいし。きちんと整理できてないのかなあ。ソニー(株)の出井伸之元会長兼CEOの出てくるくだりなど、さっぱりわからなかった。私が馬鹿なだけかもしれないけども。

プレステ3はなぜ失敗したのか? (晋遊舎ブラック新書 002)
プレステ3はなぜ失敗したのか? (晋遊舎ブラック新書 002) 多根 清史

おすすめ平均
starsオカド違いな考え方してる人が多いですね
stars何故
stars事実だと思います
starsおもしろい本です
stars訴える相手は日本が誇る企業

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安田理央/雨宮まみ『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること』

先日、『最近のエロビデオは……』なんて記事を書きました。

で、いろいろ気になり、先日なんとなく中規模書店の成人向けコーナーに行ってみたんですよ(W
なんか、いわゆるエロ雑誌が減っているというか、ほとんどないのね。
雑誌コードがついている本でも、1000円以上するものばかり。パラッと見たところ、付録であるDVDの紹介としてグラビアがついているという感じ。DVDの映像を撮影する際に、一緒にグラビア用の写真も撮りましたよ!というものなんですよね。

500円前後の、エロ雑誌的なものはねーのか?とよく探してみると、数冊ありました。
驚いたのは、『DMM』というエロ雑誌。すごい分厚いんだけど、値段がなんと290円!何この激安は!と驚き、とりあえず買うことにしました。あと、私がかつてよく買っていた『Bejean』も買いました(W

それでね、家に帰ってさっそく見たんですよ(W
まず、『DMM』。開けて見て、安い理由がわかりました。広告とDVDカタログ(これも広告)が9割を占めた構成となっています(残りの1割も、一見記事だが実際は広告というもの)。なんだか拍子抜けしました。それでも長時間のDVDがついているから、お買い得感はあるんでしょうね。ちなみに、PCでそのDVDを適当にシークバーで早送りしながら見てたんですが、特殊な趣味の方向けの映像も含まれており、もの凄く嫌な気分になりました。SM程度ならよいが、それ以上のマニア度の高いものは、どうかと……

次に、『Bejean』。この本は、素晴らしいエロ本でした(かつては『Beppin』という名称。摘発により書名変更)。私が初めて買ったのは高校生くらいの時、確か角松かのりがデビューした号だったと思う。従来のエロ本と異なり、非常に明るい雰囲気につつまれたものだった。絡みなどの要素はなく、とても爽やか。しかし、それでいてエロ度の高い良質なグラビアを掲載していた。全体的にモデルの質が高いのも良かった。ボディポスターなどの企画、英知バウ子企画などの斬新な企画、また各企画つけられたネーミングセンスも素晴らしいものがあった(このネーミングセンスは、インフォレストのパソコン雑誌に引き継がれている気がする)。
そして、何よりも素晴らしいのが、エロ以外の部分。グラビア以外のモノクロ(1色)ページが、非常に充実していた。良質な深夜番組のノリで、読み物として非常に面白かった。編集後記まで含めてじっくり読んだ記憶がある。

ちなみに、モノクロページの特集として有名なのが、姉妹紙『デラべっぴん』のエヴァ特集。エヴァをいち早く、また濃厚に取り上げた雑誌として伝説化している。
※以下の写真は、『デラべっぴん』の誌面。自身のエヴァ特集が話題となっており、プレミア価格(10万)がついたという記事。エヴァ特集の号ではない。この記事だけ、私の雑誌スクラップ帳に保存してあった。

Dpeva

おっと、エロ本の思い出話をダラダラと書いてしまったが、今回買ってきた『Bejean』は大変残念なものだった。ただの水着グラビア誌だ、こりゃ。付録のDVDもつまらん。編集長は、前と同じ人っぽいが。これだと、光文社の『FLASH-EX』などの雑誌の方がエロ度は高いと思う。
※そういや元々の版元である英知出版が倒産したんだってね。

さて、本書(『エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること 』)は、雑誌、DVD(ビデオ)、ネットと3つのジャンルで混迷するエロ業界について紹介したもの。
雑誌の章についてはそこそこ面白く読めたが、DVD(ビデオ)の章はひどい出来だった。扱っているテーマの性質によるものもあろうが、著者の力量不足という感は否めないものであった。

エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること (NT2X)
エロの敵 今、アダルトメディアに起こりつつあること (NT2X) 安田 理央 雨宮 まみ

おすすめ平均
starsエロはどこへ向かうのか
starsエロの敵は、エロを求める己自信

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城繁幸『若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来』

本書は、日本的年功序列社会を批判したもので、非常に売れた新書の一つである。
タイトルがよいのだろう。

この手のテーマについては、私もいろいろ言いたいことがある。
というか、さっき書いたんだけど、反感買いそうなので、全部消しました。自粛します。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)城 繁幸

おすすめ平均
stars若年労働者が直面している実態を具体的に描いた好著
starsそもそも、3年保てばいい方。
starsレールの外はわりと快適なのかもしれない
stars30代サラリーマン必読!
stars優秀な方の発想

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桜田淳子『アイスルジュンバン』

先日、ネットで「女優の櫻井淳子が妊娠!」というニュースを見て、「櫻井」を「桜田」と勘違いしてしまった私。
なんでもすぐにググる癖があるので、「桜田淳子」で検索したのよ。そしたら、去年本を出して、話題になったとか書いてあったので、図書館で借りて読んでみたわけです。

表紙の写真がすごく綺麗ですな。
山口百恵と森昌子の現状を考えると、スゴイ差です。この本に書かれている人生の充実度とかも含めて。

ところで、全然話は変わりますが、元モー娘の辻となんとか太陽夫妻は、数年後に離婚する気がします。そう予言しておきます(W

アイスルジュンバン
アイスルジュンバン 桜田 淳子

おすすめ平均
stars返り咲きして欲しい 淳子さん 
stars母親の思いは深い
starsほのぼのした気分にさせてくれる本
stars新しいテーマ
stars成熟した母親を感じました

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久坂部羊『大学病院のウラは墓場−医学部が患者を殺す』

『廃用身』『破裂』 『無痛』などで知られる久坂部羊氏の初のノンフィクション作品。
タイトルからすると、大学病院批判のようであるが、実際はそうではない。

前半では、『白い巨塔』以後知られることとなった、大学病院(医局制度)の封建体質を紹介している。
「治療」よりも「研究」が高位なものとされるという風潮、大学病院のエリート意識など、「世間」的には批判の矢面にたちやすい事柄だ。
ただ、本書では医師たちの側からの反論も紹介することで、医療の現場の抱える矛盾をよりはっきりと描き出している。

後半では、前半で紹介した旧来の体制を崩壊させつつある新しい医師臨床研修制度(2004年4月より)と、独立行政法人化を痛烈に批判。
また、医学の現場に対して無知のくせに、理想主義を唱え続けるマスコミ、そして「世間」を批判する。このあたりは、(なんとなくだが)久坂部氏らしいと感じるところだ。

最終的に、「医局制度」といものは必要悪である。一度大学病院自体をリセットして整備する必要があると、具体的に様々な提案を挙げながら締めくくる。医療秘書や「人体実験」の場のアイデアなどはなかなか面白い。こういう提案をできるというのは、小説家である久坂部氏だからこそといえる。

全体の感想としては、ふ〜んという感じ。ただ、今後「医療過誤」に対する見方が少し変わってくるかもしれない。医療に従事する人の感想を知りたいところだ。
病院関係者だけでなく、一般の人にも読んでおいてもらいたい本といえるかも。

ちなみに、本書の前ソデに、久坂部氏の顔写真あり。こんな顔をしていたのか(W

大学病院のウラは墓場—医学部が患者を殺す
大学病院のウラは墓場—医学部が患者を殺す 久坂部 羊

おすすめ平均
stars医学会(大学HPと一般HP)の違いの整理に最適
stars医療と医学の乖離
stars賛否両論
starsここから医療ジャーナリズムが始まる!それだけの破壊力と想像力のある書。
stars著者の戦略?

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奥野修司 『心にナイフをしのばせて』

1969年に、川崎の高校で起こったある少年犯罪。その被害者家族を、10年がかりで取材したルポタージュである。
その事件は、サレジオ事件と呼ばれるもので、被害者は複数箇所を刺された上、首を切断されていたという残忍なものである。被害者加害者ともに、高校1年でクラスメイトであったという。

こういった事件の被害者家族の痛ましさについて、当事者以外きっと理解しきれることはないだろう。自分の子供が死ぬということ、しかもそれが殺人なのだ。
本書では、被害者家族の日々についてのルポが掲載されているが、このつらさ、気持ちは部外者が感想を述べる余地すらないと思うので、そのあたりについて、私は特にコメントを書かない。

ただ、この本を読んでいて、非常に残念に感じたのは、この本のまとめかただ。内容が内容なだけに、この本を批判するというのはちょっと抵抗があるが、正直、本としてあまりいい出来がいいとは思わなかった。

時系列メチャクチャに、被害者家族の話をダラダラと書き綴っているだけに感じてしまうのである。これは、被害者家族の混乱した気持ちを表現するために、意図的にやっているのかもしれない。あとがきで、この本の手法について、様々な情報を補いながら構成したなどと、著者自身書いているが、もう少し要領よくまとめて欲しかった。

なお、この犯人である少年Aは、弁護士になって裕福に暮らしているという。
犯人の父親から賠償金として支払われたのは、たった40万円。父親は暴力団に事件をネタに金を巻き上げられて、支払い能力がなくなったらしい。
支払い義務があるのは、父親である。しかし、名士となった少年Aからは、一切の謝罪もなく、「金が必要なら、貸してやる」などという発言が飛び出したという。

被害者自身、そして被害者の家族たちの失ったものは、金で解決できることではない。しかし、この少年Aである弁護士●●●●(ネット上で、ほぼ本人が特定されている)の態度には閉口させられた。

今後、被害者家族の心に「決着」がつくかどうかはわからない。しかし、この本は、やはり「決着」をつけるための一つの手段として世に出たものだろうと思う。

心にナイフをしのばせて
心にナイフをしのばせて 奥野 修司

おすすめ平均
stars被害者家族のその後
stars厄介な少年法に憤りを感じました
stars殺人者が弁護士になるのは矛盾している。これが実話とは!
stars精神疾患=Aにはならない。が、良書
starsなんともいえぬ読後感

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佐藤拓『1万円の世界地図-図解日本の格差、世界の格差』

感想としては、ひどい本としかいいようがない。
著者の考えがおかしいとか、内容が悪いとかいうことではない。

私的には、これは新書で売り出すべき企画とは思えないのだ。

この本は、見開きごとに各種統計(図表)を出して、それに簡単な説明を加えているだけなのである。

こういうのはムックであったり、光文社や青春出版社などが出しているB6軽装判などに向いた企画である。その方が、図表に対する解説ももう少し充実するのではないか?

単に、新書ブームだから、新書で出そう!という発想に基づいて作られた本という気がした。祥伝社の編集者のレベルがよくわかった(W

一応、ざっと最後まで読んだが、「それで、何?」「ハア?」としか言いようがない。

まあ、それでもそこそこ売れているようなので、世間的には受け入れられたんだろう。

ちなみに、タイトルにある「1万円」の話は、数ページしか出てこない。

1万円の世界地図 1万円の世界地図
佐藤 拓

祥伝社 2007-02-27
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山田昌弘/伊藤守『格差社会スパイラル-コミュニケーションで二極化する仕事、家族』

これも格差社会モノ。二人の執筆者による共著という形をとっている。

伊藤守のパートでは、バカの一つ覚えみたいに「コミュニケーション、コミュニケーション」とただそれだけである。確かにコミュニケーションは重要ではあるが。

一方の、山田昌弘のパートでは、誰もがわかり切ったことがダラダラ書いてあるだけ(まあ、敢えて書いたという点は評価できるが)。
※「毎日ネットのニュースを見ている人は、新聞にも目を通している」と書いてあったが、ホントかよ(WWW

そんな二人の話がまたかみ合ってない(本当にコミュニケーションできているのか?)。相乗効果も生んでない。
共著である必要性ないでしょ、これ。完全に失敗だよ(WWW

なるほどなあという部分も多少はあったが、しょうもない本という印象はぬぐえない。はっきりいって本にするほどのものではない。
これは、出版社の企画、編集ミスだ。

山田がいうところの「低所得者が好んでみるようなテレビ番組」を見た方がましであった。

格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族 格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族
山田 昌弘 伊藤 守

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