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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

【絶対読んで損なし】ミステリー

【絶対読んで損なし】 貴志祐介作品

『新世界より』の発売を祈り、今年一発目の記事は貴志センセの作品紹介にした。

この人の作品はどれも面白い(『硝子のハンマー』を除く)。刊行元の角川書店が力を入れていたこともあり、ほとんどの作品が映画化されているので、本は読んでなくとも映画は見たという人も多いのではないだろうか。

残念ながら、ここ数年はほとんど新刊が出ないという状況が続いている(またまた『硝子のハンマー』を除く)。デビュー直後に儲け過ぎてしまったせいか、単に筆が遅いのか、それともギャルゲーにはまっているせいなのか?理由はわからない。
ただ、それでも、確実にファンは付いている作家には違いない。

昨年出ることになっていた新刊『新世界より』も、発売延期が続いている。
本当に出るのか?とすら思ってしまうが、1月か2月に発売との情報もあがってきている。楽しみに待つことにしよう。

※JBOOKでは発売中になっているけど、Amazonなどでは情報なし。
http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3432383/s/

黒い家 (角川ホラー文庫)
黒い家 (角川ホラー文庫) 貴志 祐介

おすすめ平均
stars人の心理とホラー
stars一気に読める
stars人間の怖さ。
stars女、子供にゃ無理!今までで一番怖いです
starsリアリティーのあるホラー

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↑デビュー作。

天使の囀り (角川ホラー文庫)
天使の囀り (角川ホラー文庫) 貴志 祐介

おすすめ平均
stars理系の方も是非一読を!
stars読みだしたら止まらない。
stars文字だけで感情を鷲づかみされる
starsスラスラ読める
starsグロの好きな方には、是非にお奨めです

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↑ときメモが好きなんでしょうね。

クリムゾンの迷宮
クリムゾンの迷宮 貴志 祐介

おすすめ平均
starsゼッタイ、アナタガショウシャニナル
starsサバイバルの中に思い出される過去が
starsそれはないだろ、というような設定も見事にリアル
stars手に汗握るゼロサムゲーム
starsすばらしいです!!

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↑サバイバルものの傑作。

青の炎 (角川文庫)
青の炎 (角川文庫) 貴志 祐介

おすすめ平均
stars正義の存在は人の心の中だけなのか・・・
stars秀才という設定 主人公の根底に潜む自己陶酔
stars綺麗な作品
starsみずみずしい青春小説
stars純粋に面白かった。

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↑切ない系。ラスト「ハンドルを切った」で終わるところがいい。

絶対読んで損なし
連城三紀彦『飾り火』

今回は、連城三紀彦作品のオススメを紹介。
ミステリー好きの人なら、連城三紀彦=『戻り川心中』というイメージがあるかもしれない。
私も、『戻り川心中』は好きだが、それ以上に好きなのが『飾り火』である。

不倫と悪意をテーマとして、耽美でドロドロの愛憎劇だ。

ストーリーは、

藤家芳行は、出張で金沢に出かけた際、ひょんなことから未亡人の佳沢妙子と出会い、一夜をともにする。たった一夜だけの関係のつもりだった芳行。しかし、東京に戻った芳行のもとに、なぜか妙子が現れる。そして二人は本格的につきあい始めるのだが、そのタイミングで妙子は、芳行の妻美冴、そしてその息子と娘にも接触。じわじわと、妙子の魔の手が藤家一家を侵食しはじめる……。

といった感じ。

妙子は、美冴に友人として接触したり、息子を色仕掛けで迫ったり、さらには娘を男にレイプさせたりと、藤家一家を壊していく悪意というのがホントに怖い。また、嫌がらせの小ネタとして、ガラスで出来た白鳥の置物のクビを折ってプレゼントとして送りつけたり、着物に針をさしておいたりと、まあホントひどいわ。

けど、私は好きな小説です。一応どんでん返し的なものもあるしね。
ちなみに、各章につけられたタイトルがなかなか素晴らしいです。たとえば、「薄紫の時間」なんてのがある。よくわからんが、なんだか素敵だ。
図書館あたりで、借りて読んでみてください。

なお、本作は、TBSで『誘惑』というタイトルでドラマ化された。
篠ひろ子、紺野美沙子、林隆三、吉田栄作、宇都宮隆らが出演、主題歌は山下達郎。なかなかの良作であった。
(西尾麻里のゲロ吐きシーンがいまでもトラウマである。嘘であってもゲロ吐きシーンはテレビで放映するな!)

飾り火〈上〉
飾り火〈上〉 連城 三紀彦

新潮社 1992-10
売り上げランキング : 141775


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飾り火〈下〉
飾り火〈下〉 連城 三紀彦

おすすめ平均
stars不倫する夫婦の話

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絶対読んで損なし
久坂部羊『廃用身』

医学ミステリーや医者モノのヒューマンドラマなどは多数あるが、本書ほど衝撃的な医学小説はないだろう。

この本を読み始めた人は、本書の前半部分が、まるでノンフィクション(ドキュメンタリー)のようであることに、まずは驚くのではないだろうか。
(実は、私は予備知識なしに本書を読み始めたのだが、最初は「これはノンフィクションなのか?」「小説読むつもりが、違うものを読み始めてしまった」と本気で思ってしまった)

その次に読者は、不自由な手足は切断すべし!というある医師の治療方針、そしてその描写に衝撃を受けるだろう。

本書では、『破裂』でも扱われた高齢化社会の問題点が、この作者特有の表現(作中人物の危険ともいえる思想)で、生々しく浮き彫りにされている。

とにかく、衝撃と驚愕の医学小説である。最後の最後まで、緊張感はとぎれることはない。是非一読をオススメする。小説としては、素晴らしいと思う。
だが、読了後、いや~な気分になる可能性も高いので注意。

不適切なことを書いてしまうが、
手足を切断された老人たちが、楽しそうに球技をするシーンは、まるでフリークスショーのようですらある。

なお、著者の久坂部羊は医師。今のところ、本書(デビュー作)、『破裂』、『無痛』の3つの小説作品のほか、『大学病院のウラは墓場-医学部が患者を殺す』、『日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか』の2つのノンフィクション作品を発表している。

廃用身
廃用身 久坂部 羊

おすすめ平均
stars残酷と親切の根元は異なるのでしょうか?
starsよく書かれているだけに怖い
stars医師からのショッキングなフィクション
stars堂々としたノンフィクション形式の書き方が好き
starsホントにフィクション?

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絶対読んで損なし
麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』

本作は、新本格の代表選手ともいえる麻耶雄嵩(まやゆたか)のデビュー作である。21歳の時に執筆した作品らしい。

本格ミステリ好きで、もしまだ麻耶作品を読んでいなのなら、是非読んで欲しい。
ネタバレになるのであまり語れないけれども、意外性の連続、型破りのトリック、さらに摩耶作品の2大探偵、メルカトル鮎と木更津の対決(デビュー作でいきなりですが)など、面白さが十分に詰まっている。

ただ設定などがいかにも新本格という感じでやや陳腐だし、トリックなどがあまりにもブッ飛んだ内容だけに、不満を感じる方もいるかもしれない。しかし、私は大いに楽しむことができた。

なお、摩耶作品は、多くの作品で登場人物が共通し、時系列も繋がっているので、刊行順に読むことをオススメする。

第2作目の『夏と冬の奏鳴曲』の終盤はとにかく衝撃。エヴァ的論争を呼んだ。
世間的には、5作目の『鴉』などの評価が高い。
シリーズものかどうか忘れたが、私は『木製の王子』や『螢』がなかなか好きである。

翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件 翼ある闇―メルカトル鮎最後の事件
麻耶 雄嵩

講談社 1996-07
売り上げランキング : 133297
おすすめ平均

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絶対読んで損なし
岡嶋二人『クラインの壺』

この作品は、最初「NHKの子供向けドラマ」として知りました。
そのドラマが、すごく良かった。
低予算で、映像的にもかなりチープだったんだけど、思いっきり引き込まれました。
あとで原作を読んだけど、ドラマの方が良かった(W

とはいえ、原作も十分面白いので紹介しておきます。

もう10年くらい前ですかね、ヴァーチャル・リアリティなんて言葉がはやったのは。
本作は、そのヴァーチャル・リアリティをいち早く取り込んだ、SF&ミステリ小説。

物語は、主人公が本格的なヴァーチャルゲームを体験するところから始まります。しかし、物語が進むうち、主人公は「●●という出来事」や「いまここにいること」が現実(主人公の日常)なのか? それとも虚構(ゲーム内)なのか?かがわからなくなってきます。
これは読者にとっても同様で、いろいろ考えながら読まねばなりません。
ただ、非常に文章が読みやすいし、論理的に解決しますので(多分)、いや~な気分になることはありません。
ひたすら面白い。主人公の立場を考えたら、メチャ怖い話ですけどね。

とはいえ今読むと、つまんね。と思うかもしれない。みんなこの手の作品に慣れっこになってるからね。そういう意味では、超オススメとはいえないかも知れない。サクッと読めるそこそこ面白い本ない?という人に読んでもらいたい。

ちなみに、本作は岡嶋二人名義最後の作品でもある。

クラインの壺 クラインの壺
岡嶋 二人

講談社 2005-03
売り上げランキング : 16802
おすすめ平均

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なお、「クラインの壺」とは、「メビウスの輪」の三次元版とでもいおうか。壺の内側と外側が合わさるというか、なんというか…… 説明できねえ(W
ともかく、本作の内容にピッタリなタイトルですよ。

絶対読んで損なし
西澤保彦初期SFミステリー

西澤保彦といえば、タックこと匠千暁とタカチこと高瀬千帆らが活躍する「タック&タカチ」シリーズ、萌え萌え嗣子ちゃんの「チョーモンイン」シリーズのほか、最近では(悪評高い?)森奈津子シリーズなんてのがある多作な作家だ。
というわけだが、私的に、おすすめしたいのが、デビュー後の数年間に書かれたSF的設定のミステリー作品(ノンシリーズ)である。以下に、いくつか列記する。どれか読めば、きっと西澤作品にハマるはず。

▼『七回死んだ男』
これは誰もが認める傑作でしょう。まずは、この作品から読み始めてみては?

七回死んだ男 七回死んだ男
西澤 保彦

講談社 1998-10
売り上げランキング : 4533
おすすめ平均

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▼『人格転移の殺人』
体と心が入れ替わる謎の装置が登場。複雑なシーンもわかりやすく描いている。

人格転移の殺人 人格転移の殺人
西澤 保彦

講談社 2000-02
売り上げランキング : 28723
おすすめ平均

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▼『死者は黄泉が得る』
いまいちオチがわからずに、ネットでネタバレサイトを見てしまった作品。

死者は黄泉が得る 死者は黄泉が得る
西澤 保彦

講談社 2001-02
売り上げランキング : 448019
おすすめ平均

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▼『瞬間移動死体』
独自のテレポートルールを提示。その上で論理的に物語が展開する。ややくだけすぎな雰囲気に、世間的評価はいまいち。

瞬間移動死体 瞬間移動死体
西澤 保彦

講談社 2001-08
売り上げランキング : 450960
おすすめ平均

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▼『複製症候群』
ほのぼのした表紙ですが、内容はほのぼのしていません。映画『ゾンビ』の怪光線のようなものが登場。それは、生物が触れただけでそのクローンを作ってしまうのだ。

複製症候群 複製症候群
西澤 保彦

講談社 2002-06
売り上げランキング : 348113
おすすめ平均

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▼『ストレート・チェイサー』
評判は悪いが、3重の交換殺人&透明人間になるメガネ、というネタで私はなかなか楽しめた。

ストレート・チェイサー ストレート・チェイサー
西澤 保彦

光文社 2001-03
売り上げランキング : 768892
おすすめ平均

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ちなみに、「タック&タカチ」の中では、『麦酒の家の冒険』が結構好き。

絶対読んで損なし
東野圭吾『秘密』

プロフィールページにも書いたけど、東野圭吾作品はだいたい全部読んでいる(エッセーも含む)。

その中で一番というと、私的には『秘密』かな。

広末涼子主演で、映画にもなったので有名ですな(見てないけど)。

まあ、TBSでドラマ化(綾瀬はるか主演)された『白夜行』も好きだけどね。ドラマは見てないけど(綾瀬はるかは、唇と乳がエロすぎ。ポカリのCMもやたらエロい目で見てしまう。そんなことどうでもいいか)。

『秘密』は全編にただよう切なさがたまりませんな。

ネタバレだけど(一応反転する 北村薫『スキップ』にも触れてます)、

「結局元に戻れない」というラストは(今年読んだ北村薫の『スキップ』もそうだけど)、作者としては思い切ったと思うね。読者を突き放す行為だからね。でも良かったよ。

やっぱSF的設定を盛り込んだ作品はやはりグッとくるものが多いな。

直木賞やるなら『秘密』か『白夜行』だったろ!と、今でも思う。

※ちなみに、本書にクリソツで話題となった浅倉卓弥の『四日間の奇蹟』。人によっては、『四日間の奇蹟』の方が上だ!という意見もあるが、私は『秘密』の方が好き。

秘密 秘密
東野 圭吾

文藝春秋 2001-05
売り上げランキング : 625
おすすめ平均

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絶対読んで損なし
京極夏彦『魍魎の匣』

うへえ! 今回のおすすめは、最新刊『邪魅の雫』が出たばかりの京極センセです。

もう10年も前になちゃうのかな、京極夏彦のデビューは。やたらとぶ厚い講談社ノベルズ(レンガ本とかいわれたか)『姑獲鳥の夏』は衝撃でしたな。
メフィスト賞創設のきっかけを作ったというだけでも凄いよ。

京極夏彦もいろいろエピソードがある人だが、実は私、個人的に京極センセに関するエピソードがある。といっても、本人に会ったこともないし、ブログに書くことはできないようなことですが。

まあいいや、で、『魍魎の匣』は、京極堂シリーズの2作目です。妖怪&水木しげる&ミステリー好きの私としては、完全にはまりましたわ。

1作目の『姑獲鳥の夏』(そういや、映画になったけ?見てないけど)は、トリックというか手法がやや反則だと思うので、あまり評価できない。
しかし、2作目の『魍魎の匣』は、内容の濃さ、構成、うんちく、キャラクタ、トリック・アイデアなど、すべてが完成度A級の作品だと思う。

島荘好きなら、「京極堂(榎木津)&関口」コンビは、どうしても「御手洗&石岡」を連想してしまいますが、まあ島荘も「ホームズ&ワトソン」からインスパイアされたんでしょうし。

■参考 京極堂シリーズ 刊行順リスト(長編のみ)
※順番に読みましょう! タイトルの漢字読めない?

1.姑獲鳥の夏←トリックというか手法が気に入らん
2.魍魎の匣←マンセーです!
3.狂骨の夢←世間的に不人気だが結構好き。特にラストのセリフはよい
4.鉄鼠の檻←魍魎の匣の次にこれが好き
5.絡新婦の理←う~ん、まあまあ好き
6.塗仏の宴 宴の支度←ちょっとやりすぎだろ
7.塗仏の宴 宴の始末←ちょっとやりすぎだろ
8.陰摩羅鬼の瑕←2ちゃんでバカがスレタイでネタバレしやがった
9.邪魅の雫←未読、今年中には読みたい

文庫はページ数1060ページだって! 製本工場も大変だな。
さすがに1冊だときついのか、儲けるためなのかわからんが、上中下の分冊された文庫もあるよう。

魍魎の匣―文庫版 魍魎の匣―文庫版
京極 夏彦

講談社 1999-09
売り上げランキング : 42189
おすすめ平均

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絶対読んで損なし
島田荘司『異邦の騎士』

島田荘司作品の中で、私が一番好きな作品が本書である。

まず島荘(しまそう)初心者のために、押さえておくべき基本知識を書いておく。

【人となり】
・『占星術殺人事件』が江戸川乱歩賞最終選考に残ったことが、きっかけでデビュー。『占星術殺人事件』は、御手洗潔シリーズの記念すべき第一作でもある。
・元々はイラストレーターなどをしていたようだ。
『異邦の騎士』のあとがきに、30歳になったら全ての仕事を断り、執筆に専念したとある。かっこいい。

【主要シリーズ】
・御手洗潔シリーズ
・吉敷竹史シリーズ(最近TBSでドラマ化された)私は『涙流れるままに』が好きである。ただ、通子タンエロ過ぎというか、あの描写にはさすがにまいったね。

【エピソード】
・新本格ブームの立役者。綾辻行人などを後押しした。歌野晶午などの名付け親でもある。
・マンガ『金田一少年の事件簿』でのパクラれ騒ぎ、逆に高木彬光、綾辻行人作品のネタパクリ疑惑?
・直木賞がらみでもごたごたがあったよう。
・ポルシェ好き、カリフォルニア在住。
・AV女優南波杏ブログで、南波が島荘作品を紹介。すると、本人が南波サイドに直接コンタクト。ブログには、南波杏と、ほろ酔いで上機嫌の島荘先生のツーショット写真がある。彼女はかなりの読書家のようですな。
・死刑廃止論者。近作はこれをテーマとしたものが多く、反感を買っている。しかし、作品内では、その思想性はそれほど鼻につくほどではない。(これは人によって感じ方が違うだろうが)

と、まあ、私の知る限りの情報を書いてみた。

で、『異邦の騎士』であるが、これはある男の戦いの物語である。復讐モノというか。また、御手洗シリーズ内での位置づけでは、エピソードゼロという扱いである。御手洗シリーズの中でも、特別な位置にある作品といえよう。

また愛蔵版までも発売されたことでも有名だ。以下に、御手洗シリーズ初期の作品を挙げる。この作品をまだ読んでいない人は幸せもんだね。

■御手洗潔シリーズ 刊行順リスト(初期作品のみ)
※絶対に、刊行順に読みましょう。いきなり『異邦の騎士』から読むと、その感動が半減します。

1.占星術殺人事件
2.斜め屋敷の犯罪
3.異邦の騎士
4.暗闇坂の人喰いの木
5.水晶のピラミッド
6.眩暈
7.アトポス
8.龍臥亭事件

↓発表から18年後、改訂版が刊行された!

異邦の騎士 改訂完全版 異邦の騎士 改訂完全版
島田 荘司

講談社 1998-03
売り上げランキング : 62154
おすすめ平均

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↓衝撃のデビュー作

占星術殺人事件 占星術殺人事件
島田 荘司

講談社 1987-07
売り上げランキング : 78851
おすすめ平均

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絶対読んで損なし
浦賀和宏『時の鳥籠』

浦賀和宏の『時の鳥籠』は、「安藤シリーズ」の第二作目である。
「安藤シリーズ」の第一作である『記憶の果て』は、メフィスト賞受賞作で、19歳の時に執筆したものらしい。

安藤シリーズというのは、主人公・安藤直樹にちなんで、世間的に呼ばれている呼称である。

基本的にミステリーであるが、SF的な要素も取り込こんだりした、創意工夫に溢れたシリーズだ。
シリーズ全般に流れる独特の暗さというか、切なさみたいなものが、結構グッとくるものがある。

また、「童貞」っぽさが、いい味わいを出している。
※浦賀作品が童貞小説と呼ばれるのは、この独特の童貞臭からだ。

で、なぜ第二作である『時の鳥籠』を挙げたかというと、一番SF的要素が強く、切なさもいっぱいで読了感がよかった、ということかな。
正直、ストーリーは複雑すぎて、忘れてしまった(W

とにかく、このシリーズ未読の方は是非読んでもらいたい。なかなか浦賀ワールドというのもよいですよ。
ただ、途中から、女子高生が人肉を食ったりとか、一作目で友人として出てくるキャラが●●だったりと、とんでもないことになっていて、ほとんど収集がつかなくなっているけどね(W

最近、浦賀タンは、「安藤シリーズ」を放置して、「松浦純菜シリーズ(八木剛士シリーズ)」に専念されているようですが。

続編よろしくお願いします。

■参考 安藤シリーズ全リスト(刊行順)
 ※刊行順に読むことをオススメします。

1.記憶の果て THE END OF MEMORY
2.時の鳥籠 THE ENDLESS RETURNING
3.頭蓋骨の中の楽園 LOCKED PARADISE
4.とらわれびと ASYLUM
5.記号を喰う魔女 FOOD CHAIN
6.学園祭の悪魔 ALL IS FULL OF MURDER
7.透明人間 UBIQUITY

時の鳥籠 時の鳥籠
浦賀 和宏

講談社 1998-09
売り上げランキング : 453262
おすすめ平均

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