【絶対読んで損なし】SF小説

絶対読んで損なし
ロバード・J・ソウヤー『さよならダイノサウルス』

絶対読んで損なしと言い切れるかどうかはビミョウなところだが、海外SF小説の名作を一つ紹介する。

本作には、タイムトラベルとミステリーの要素が入っている。このブログをよく見てくれている人ならわかると思うが、私の大好きなタイプの小説である。

恐竜はなぜ滅んだのか?

この地球レベルのミステリーに対する回答は、現在のところ「隕石説」が主流である。しかし、本作は奇想天外なアイデアを用い、別の回答を論理的に提示している。

ミステリーが好きな人、SFが好きな人、そして子供の頃恐竜が好きだった人、そんな人たちに読んでもらいたい作品だ。

さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF)
さよならダイノサウルス (ハヤカワ文庫SF) Robert J. Sawyer 内田 昌之

おすすめ平均
starsソウヤーで一番読みやすい
starsアイデアの増幅
starsアイデアが面白い!
starsどうして恐竜は滅んだのか、お答えしましょう

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絶対読んで損なし
岡嶋二人『クラインの壺』

この作品は、最初「NHKの子供向けドラマ」として知りました。
そのドラマが、すごく良かった。
低予算で、映像的にもかなりチープだったんだけど、思いっきり引き込まれました。
あとで原作を読んだけど、ドラマの方が良かった(W

とはいえ、原作も十分面白いので紹介しておきます。

もう10年くらい前ですかね、ヴァーチャル・リアリティなんて言葉がはやったのは。
本作は、そのヴァーチャル・リアリティをいち早く取り込んだ、SF&ミステリ小説。

物語は、主人公が本格的なヴァーチャルゲームを体験するところから始まります。しかし、物語が進むうち、主人公は「●●という出来事」や「いまここにいること」が現実(主人公の日常)なのか? それとも虚構(ゲーム内)なのか?かがわからなくなってきます。
これは読者にとっても同様で、いろいろ考えながら読まねばなりません。
ただ、非常に文章が読みやすいし、論理的に解決しますので(多分)、いや~な気分になることはありません。
ひたすら面白い。主人公の立場を考えたら、メチャ怖い話ですけどね。

とはいえ今読むと、つまんね。と思うかもしれない。みんなこの手の作品に慣れっこになってるからね。そういう意味では、超オススメとはいえないかも知れない。サクッと読めるそこそこ面白い本ない?という人に読んでもらいたい。

ちなみに、本作は岡嶋二人名義最後の作品でもある。

クラインの壺 クラインの壺
岡嶋 二人

講談社 2005-03
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なお、「クラインの壺」とは、「メビウスの輪」の三次元版とでもいおうか。壺の内側と外側が合わさるというか、なんというか…… 説明できねえ(W
ともかく、本作の内容にピッタリなタイトルですよ。

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絶対読んで損なし
ケン・グリムウッド 『リプレイ』

何度も何度も人生をやりなおしたある男の物語。

ある日、病気で死んだはずなのに、気がついたら「18歳」に戻っていた……。そんなところから物語は始まる。

記憶とか知識はそのままに、過去に戻っている(客観的な時間と、体が若くなる)。わかりやすくいうと、魂が過去の自分の体に入っていたという感じかな。

彼は、当たり前のように、株やギャンブルで大もうけしたり、女にモテモテになったりだなんてことをやってのけます。

そして、「初めて死んだ」時の年齢になったとき、再び彼は死にます(その人生は終わる)。

しかし、また復活して……そしてまた「初めて死んだ」時の年齢になると死に……。

本作は、タイムトラベルものの傑作だと思います。

私も、学力とか知識とかは今のままで、小学校時代に戻れたらよいなあと、大学生の頃思ったりしたもんでした。『名探偵コナン』のようにね(W
本作は、そんな夢のような話です。後半だんだん切ない雰囲気(虚しさもあり)を帯びてきます、そのあたりがまた良いのです。

翻訳ものですが、比較的訳も良いかと思います。おすすめです。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』好きの方は、是非読んでみてください。

リプレイ
リプレイ 杉山 高之 ケン・グリムウッド

おすすめ平均
stars人生は一度限りだから価値がある
stars何度演じようと、同じ人生は二度とない
starsまずは手にとって読んで見て下さい
stars人生は一度だからすばらしい
stars永遠と続く人生は寂しいものなのですね

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絶対読んで損なし
東野圭吾『秘密』

プロフィールページにも書いたけど、東野圭吾作品はだいたい全部読んでいる(エッセーも含む)。

その中で一番というと、私的には『秘密』かな。

広末涼子主演で、映画にもなったので有名ですな(見てないけど)。

まあ、TBSでドラマ化(綾瀬はるか主演)された『白夜行』も好きだけどね。ドラマは見てないけど(綾瀬はるかは、唇と乳がエロすぎ。ポカリのCMもやたらエロい目で見てしまう。そんなことどうでもいいか)。

『秘密』は全編にただよう切なさがたまりませんな。

ネタバレだけど(一応反転する 北村薫『スキップ』にも触れてます)、

「結局元に戻れない」というラストは(今年読んだ北村薫の『スキップ』もそうだけど)、作者としては思い切ったと思うね。読者を突き放す行為だからね。でも良かったよ。

やっぱSF的設定を盛り込んだ作品はやはりグッとくるものが多いな。

直木賞やるなら『秘密』か『白夜行』だったろ!と、今でも思う。

※ちなみに、本書にクリソツで話題となった浅倉卓弥の『四日間の奇蹟』。人によっては、『四日間の奇蹟』の方が上だ!という意見もあるが、私は『秘密』の方が好き。

秘密 秘密
東野 圭吾

文藝春秋 2001-05
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絶対読んで損なし
高畑京一郎『タイム・リープ―あしたはきのう』

最近の和製タイムトラベルもので、秀逸な作品といえばこれだろう。

高畑京一郎は、メディアワークスの電撃ゲーム小説大賞をきっかけにデビューした作家だ。

本書は、基本的にはライトノベルにカテゴライズされる(ここではSFとした)。
世間的には、ライトノベルというと一段低く見られる風潮にあるが、【文学のわからない】私的には、クソ詰まらん&しょうもない近年の芥川賞や直木賞作品よりも、ずっと上に評価できるものだと思っている。

矛盾のない緻密な構成、オタ的要素を排除した正統な学園モノとしての味わい……

う~ん、よくできている。

最初の一行と最後の一行がポイントだね。
頭の中で、不明点がピタッと嵌ったときは、ゾクゾクしたよ。



↓文庫化にあたり上下巻になったのね。画像ねえのか。

タイム・リープ―あしたはきのう (上) タイム・リープ―あしたはきのう (上)
高畑 京一郎

メディアワークス 1997-01
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↓映像化もされた。見てないけど。

タイム・リープ TIME LEAP タイム・リープ TIME LEAP
高畑京一郎 今関あきよし 佐藤藍子

バンダイビジュアル 2003-04-25
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↓同じく高畑京一郎の『ダブル・キャスト』もよくできてるわ。オススメ。

ダブル・キャスト〈上〉 ダブル・キャスト〈上〉
高畑 京一郎

メディアワークス 2000-02
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絶対読んで損なし
ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの 』

過去に読んだ本の中から、絶対読んで損なしという本を紹介するコーナーを作ることにしました。

第一回は、 ジェイムズ・P・ホーガンの『星を継ぐもの 』です。

私は、この作品を読んで、SFの面白さに目覚めました。 この作品は、SFミステリという分野の草分け的作品ともいわれます。
解き明かされる、その壮大な謎の内容に、本当に感動しました。

私の中でSF小説のナンバーワンはこの作品です。洋書版まで入手したほどです。
とにかく読んでみてください。

特に本格ミステリーが好きだという人にはオススメです。翻訳も巧いので、海外SFモノにありがちな読みづらさというものがありません。

ちなみに、テレビアニメ「ふしぎの海のナディア」の最終回のサブタイトルや、劇場版「機動戦士Zガンダム」のサブタイトルも、この作品からとったものだと思います。

なお、本作は、ガニメデの巨人シリーズの第一作でもあります。

星を継ぐもの 星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン

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