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最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(あ行)奥田英朗

奥田英朗『沈黙の町で』

本作の重要なテーマというかモチーフの一つである「田舎町ならでは」というのがあまりなかったんだけど。

沈黙の町で (朝日文庫) 沈黙の町で (朝日文庫)
奥田英朗

朝日新聞出版  2016-01-07
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奥田英朗『オリンピックの身代金』

2020年の東京オリンピック開催が決まったが、本作は1964年の東京オリンピックを舞台にした作品。東京オリンピックや東海道新幹線の開通など華々しい出来事の陰で、多くの犠牲となった土木建設現場の実態、東京と地方の格差に憤慨した主人公の闘いを描く。

東大生という主人公(犯人)が、飯場に住み込んで土木建設現場で、働く人達に受け入れられていくあたりが一番面白かった。スリの親父もいい味を出している。こういった描写があるから、(文庫版の解説にもあるが)犯人を応援したくなってしまう。

ただ、主人公の犯行に至る決意が抽象的な表現に押しとどめられている点と、後半部分がちょっと長すぎてだれ気味になるのが気にはなった。
とはいえ、筆力、構成力は間違いない作家の作品なので、楽しめることは間違いない。

どうでもいいが、ヒロポン(覚せい剤)を打った時の描写が何とも(W

オリンピックの身代金(上) (角川文庫) オリンピックの身代金(上) (角川文庫)
奥田 英朗

角川書店(角川グループパブリッシング)  2011-09-23
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オリンピックの身代金(下) (角川文庫) オリンピックの身代金(下) (角川文庫)
奥田 英朗

角川書店(角川グループパブリッシング)  2011-09-23
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奥田英朗『無理』

傑作小説である『最悪』『邪魔』の系列の作品。
ずぅーと本作を待っていたという人も多かったのではないだろうか?

というわけだが、ちょっと残念な作品だった。
まあ、面白いことは間違いない。「生活保護」についても勉強になった。
ただ、終盤が残念。
『最悪』『邪魔』では、複数の主人公のプロットが、終盤一つにまとまっていく様になんともいえない楽しさとスリルがあった。
しかし、本作の5人の主人公は、途中多少の交錯はするものの、基本的にはバラバラのまま。
ネタバレになるので、直接的なことは書かないが、ラストのアレで同じ場に集まるというだけだ。
オチを考えるのを放棄したというか、適当に終わらせた感が強い。

新興宗教やひきこもりによる少女監禁という使い古されたネタが登場したのも残念。チープな感じがした。
※本作の雑誌連載が始まったのは、2006年。

無理
無理 奥田 英朗

おすすめ平均
starsあまりに救いがない
starsこの作品に限らず「無理」。
stars笑うに笑えない現代のリアル
starsオチが弱いが、喜劇と悲劇のない交ぜが上手い
starsグレーな人生

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奥田英朗『マドンナ』

長編かと思って読み始めたんだけど、短編集だった。
表題作ほか全5編を収録。いずれも、中間管理職の仕事と家庭を描いたもの。
なかなかいいと思う。

マドンナ (講談社文庫)
マドンナ (講談社文庫) 奥田 英朗

おすすめ平均
stars酒井順子の解説が泣かせる
starsアットホームコメディー小説
stars日常の世界
starsとにかく巧い
stars日常のお話って難しい

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奥田英朗『 ウランバーナの森』

奥田英朗のデビュー作。ジョン・レノンをモチーフにした、一種のファンタジー。

1日で読めそうな小説なのだが、仕事忙しい&モンハンのため、読了まで1週間もかかってしまった。

面白いか?といわれると、NO。ダメではないが、良くもない。人によって評価が大きくわかれそうな作品だ。

ウランバーナの森 (講談社文庫)
ウランバーナの森 (講談社文庫) 奥田 英朗

おすすめ平均
stars世紀のポップスター、ジョンに起こる奇妙な出来事の数々・・・
stars他にない感じ
starsちょっと合わなかったかも
stars僕の印象は薄いが。。。
stars珠玉の処女長篇

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奥田英朗『真夜中のマーチ』

ヨコケン(インチキ会社社長?)、ミタゾウ(エリート会社員?)、クロチェ(謎の美女)の3人組による10億円争奪を描いたクライムノベル。

大変面白い。

奥田英朗といえば、どうしても直木賞受賞作の『空中ブランコ』(とその一連のシリーズ)が注目されがちだが、『最悪』 『邪魔』 の路線の作品の方が私は面白いと思う。

そういや『空中ブランコ』は、ドラマだけでなく、舞台にもなったそうですね。
本作は、映像化もしやすいと思う。テレビ・映画業界のプロデューサー、電通、博報堂の皆さん、本作を映像化してみてはどうですか?

真夜中のマーチ (集英社文庫)
真夜中のマーチ (集英社文庫) 奥田 英朗

おすすめ平均
stars爽快青春ストーリー
stars今日はもうとにかく癒して癒して!爽やか上等!の、本。
starsおう、女の僻みってやつよ!
stars陽気で愉快な人間たちが繰り広げるハチャメチャな事件簿!一気に読めるところが魅力か?
starsミタゾウのキャラクターがよかった

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奥田英朗『邪魔』

面白かったです。

八王子にマイホームを建て、夫と二人の子どもと幸せに暮らす平凡な主婦。しかし、夫の会社で起こった放火事件がきっかけに、彼女の人生は狂いはじめる……。

平凡な主婦が落ちていく様を、もう一人の主人公である刑事の苦悩をクロスオーバーさせ、見事な筆力で描ききった犯罪小説。
解説に、本作を『ある種爽快に道を間違えていく主婦と、やむを得ず壊れていく刑事の切ない物語』と評した言葉が載っているが、まさにそういう作品。

後半、主婦が市民運動に参加することになるのだが、市民運動のプロセスやカラクリなども丁寧に描かれており、なかなか興味深く読めた。

やや、ラストがブツンと終わった感はあるけど、なかなか良かった。

邪魔〈上〉 邪魔〈上〉
奥田 英朗

講談社 2004-03
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おすすめ平均

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邪魔〈下〉 邪魔〈下〉
奥田 英朗

講談社 2004-03
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おすすめ平均

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『最悪』 もそうでしたが、もう少し気の利いたタイトルにして欲しかったな。

奥田英朗『最悪』

東野圭吾『白夜行』『殺人の門』、宮部みゆき『模倣犯』、貫井徳郎『空白の叫び』などと、同じような空気感のある作品。
それらの分厚い作品に比べると、それほど密度は濃くなはないけどね(とはいっても文庫で約650ページ)。

町工場を経営する中年社長、女子銀行員、20歳のチンピラといった3人の主人公の日々、そしてそれらが崩壊していく様を丁寧に描いている。
特に、中年社長の仕事と生活描写は、非常にリアルである。また面白い。

本書は、内容の面白さもさることながら文章も読みやすくスラスラ読めるのが嬉しい。後半の3人の主人公が合流後のジェットコースター的展開は、読むのをとめられなくなることは間違いない。

巻末の池上冬樹の解説(P656)に、
「……映像のダイナミズムと心理のダイナミズムの両方がある……」
「……リアリステックな細部、人物と事件を収斂させていく巧みな語り……」
とまとめているが、まさにそうだと思う。

なかなか傑作だと思う。

ただ、もう少し、気のきいたタイトルをつけて欲しかったな。まあ、確かに最悪な話ではあるけどね。

最悪 最悪
奥田 英朗

講談社 2002-09
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おすすめ平均

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※約53時間ココログのメンテで記事が何も書けなかったんだけど、どうやらメンテは失敗したよう。どうなってるんじゃ、ニフティ!

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