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最近読んで、かなりおもしろかった本(人を選ぶ)

最近読んだもので、超おすすめ(万人向け)

(な行)西村京太郎

西村京太郎『寝台特急「紀伊」殺人行』

1982年発表の作品。
不自然な部分というか、ツッコミどころはあるものの、全体としては良い。
一瞬だけ登場する人物も多く、その人間関係(事件関係)が複雑に絡んでいるが、うまく処理されている。
鉄道を使ったトリック(謎解き)も2つ登場するが、無難な形で収まってる。
リーダービリティも高かった。さすがである。

西村京太郎『寝台特急あかつき殺人事件』

なかなかひどい作品だった。
寝台特急あかつきを使ったトリックはいいと思う。
「へぇー」と思った。
ただ、それ以外はまったく納得感がない。

ありえない偶然の要素が多数ある。
佐賀の被害者と犯人の接点が説明されてない。
死体が埋められていたということで、スコップの購入者を探すというひどい捜査。
犯人は極悪な大量殺人者なのに、警察がノーテンキすぎ。

さすがに雑すぎる。

終盤、犯人の心情をもっと掘り下げて、しっかり描いてくれたら、また印象が変わったんだろうけどね。

西村京太郎『山手線五・八キロの証言』

表題作のほか、『裏磐梯殺人ルート』『鎮魂の表示板が走った』の中短編3本を収録。
まあ、ツッコミどころとかいろいろあるけど、どれも十分楽しめる無難な作品だった。

西村京太郎『十津川警部 湘南アイデンティティ』

2009年発表の作品かな。
設定は面白いが、全体の完成度は低い。
事件が発生してから、すべてが不自然だった。

西村京太郎『消えた乗組員(クルー)』

タイトルから分かるように、『赤い帆船(クルーザー)』や『消えたタンカー』同様の海洋ミステリーであり、初期の大傑作である。 

本作が素晴らしいのは、連続殺人事件と平行して、マリーセレスト号事件のような怪事件を巡る「海難審判」が描かれ、それが面白い点である。

気になったのは、警察でもなかなか突き止められなかった行方不明の人物の居場所を、犯人がを先回りして突き止めている点である。流石に無理あるでしょ、と。

ラストのマリーセレスト号事件についての記述は、創作なのか、実際の発見なのかはわからない。

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西村京太郎『東北新幹線(スーパー・エクスプレス)殺人事件』

東北新幹線の開業間もない時期に発表された作品。
いろんな趣向が凝らされてはいるが、全体としてイマイチ。
説得力に欠ける、ご都合主義過ぎ。
相変わらず三上刑事部長はひどい。

西村京太郎『悪への招待』

ハードボイルドな大作である。
『血ぞめの試走車』 に似た雰囲気がある。

偶然要素が強いのが、気になった。

西村京太郎『京都感情旅行殺人事件』

京都での心中を巡った捜査を描く。
事件性があるのか、そうだとして動機は何か?何もかもが謎のまま物語が進み、他の作品とひと味違った印象がある。
アリバイ崩しの要素もあるが、その部分はやや質が低く微妙であった。

西村京太郎『浜名湖 愛と歴史』

2015年発行の作品。
これまで読んだ西村京太郎作品で、ワースト1。
本当にひどいわ(W
十津川シリーズだが、実質「戦争もの」である。
晩年期の作品には、戦争ものが多いとは聞いてはいたが、出来も極めて悪かった。

タイトルがひどい。意味をなしてない(ノベルスは装丁デザインもひどいね)。
警察が仕事をしてない(十津川も亀井も登場するけど)。
戦争ミステリーという点では最低限のラインはクリアしてるかもしれんが、犯罪ミステリーという点では0点。
内容が整理されてない。同じことが何度も書いてある。
あと、浜名湖である必要性もないし(W

西村京太郎『日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件』

三上刑事部長が、目立つ行動を起こす一作。
犯人バレバレの一作でもある。
十分に楽しめるが、事件の隠蔽のため「(皆殺しを狙って)車両爆破」という行動は腑に落ちないね。
あと、「国鉄の担当者、富田の言動」が流石にひどすぎて笑った。

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